■福島県喜多方市 
■坂内食堂 ■支那そば(600円)
 

 朝7時から営業しているなんて、ほんとかよ!って思うかも知れませんが嘘ではありません。
 ちゃんとガイドブックにも書いてありました。が、しかしね~朝の7時からラーメンを食べる人っているのでしょうかね?
 ま、朝ラーはともかく…7時からの営業は観光客や喰い歩きには嬉しい時間ですね。

 この度、遠路遥々、山形の北部から、米沢市を通過し県境を越えて行きました。
 峠と言う事もありますが、山形より雪深いのにびっくりです。


大峠 喜多方市内

 大峠を越え喜多方へ到着したのは10時を回った頃。
 一般的には、まだまだ開店前の時間ですが既に駐車場は満車です(驚)
 路駐している車もいるようですが、常識人の方は、少し歩くことになりますが隣の市役所に停めさせて頂きましょう。



 「坂内食堂」の大きな暖簾をくぐり店内へ入ると、先客10人程。
 特に案内もないのでテーブルに進むと厨房内から「先にオーダーを」との事。
 坂内と言えば肉そばなのですが、連食を考慮して中華そばを注文しました。

 店内を見渡しましたが、ガイドブックに笑顔で写っていたオバちゃんは残念ながらおりませんでした。
 店内では今風の若い男性がてきぱきと仕事をしております。
 誰が店主かも分かりませんでした。それはそれで別に構いませんが…


 何気なく写真を撮っていると、定員さんがやってきて「写真はご自由にどうぞ♪」と。。。
 間髪いれず、「ただし、厨房内はご遠慮ください」との事(汗)

 厨房内を撮っていたわけではありませんが、チャーシューが山のように積まれていました。
 その写真だけは撮りたかったですね~(笑)


 店の規模はテーブル、カウンター、小上がりと…含めれば相当の収容数です。



 あっという間に、若い定員さんが運んできてくれました。小振りな丼にいっぱいのスープ。
 坂内の看板メニューの肉そばは、こんなもんじゃないでしょうが、普通の支那蕎麦でも写真のような豪華さです。

 チャーシューは分厚いのが4枚も…もうこれでもチャーシューメンと言っても通用するくらいですね。


 今まで雑誌とかで、チャーシューで覆い尽くされたラーメンしか見た事がありませんでしたので、透き通ったスープには驚きでした。
 これは、色だけみれば塩ラーメンですよね。



 さて、肝心のスープですが。。。
 あっさり系の醤油味というか塩加減も丁度よくトンコツの出汁が良く効いています。

 トンコツだけでこれ程の旨みが出るのでしょうかね。物足りなさはありませんが、さらっと頂けるラーメンでもあります。
 これなら朝から頂く「朝ラー」も分かるような気がしますね(笑)

 麺は喜多方ラーメン特有の多加水麺で、やや太目の平打ち麺はもっちり、プリっとして美味しいです。

 チャーシューはバラ肉の部分で柔らかくジューシーです。
 ややトン臭さも感じますが、肉派にはたまらない味でしょう!
 そしてボリューム満点の肉そば1,000円はお値打ちの一杯でしょうね~


 店内では土産品の販売や通信販売もしているようです。
 お店と関係ありませんが、市役所の通りには、ラーメン館などもあって、食べ歩き他にも、土産の購入なども出来ます。

 悪天候にも関わらず、市内ではパンフレットを手にした観光客を多数見かけました。
 喜多方はラーメンでの町起こしの成功例ではないでしょうかね。

 坂内ラーメン、想像してたより凄いお店です!


坂内食堂
所在地【地図】 福島県喜多方市字細田7230
電話番号 0241-22-0351
営業時間 7:00〜18:00
定休日 木曜日(祝日の場合営業)
駐車場 5台
お勧め 支那そば・肉そば
URL http://www.mensyoku.co.jp/index.htm
HPデータ 2010/01

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