■仙台市
■藤や だんご


 仙台の官庁街の一画に昔ながらの「だんご屋」さんがあります。

 仙台の方なら、あ~あそこかと直ぐに分かると思います。

 NNK仙台放送局の道路向かいにありますが、その部分だけ時間が止まった感じを覚えます。

 仙台のど真ん中ですので古く感じるのかも知れませんが、店内に入ってもやはり歴史を感じます。
 昔の民家というか、むかし「風」ではなくて、正真正銘の昔のままの日本建築です。

 玄関は二か所あり、どちらから入っても大丈夫です。

表通り玄関
だんごはこちらで買います
二階にあがったところ 一階テーブル席

 初めての訪問で恐る恐る玄関から入ると、下足がいっぱい見えました。

 テーブル席のほかに座敷がお店になっており、客は靴を脱いで店に上がるようです。
 住宅部分を丸々客席にしてしまっているようです。

 見たところ、座敷もいっぱいなので諦めて外で待とうとすると、
 定員さんが二階席もあるのでと、案内がありました。

 靴を脱いであがると、メモ用紙に注文を書いてとの事。。。

 定員さんは息つく暇もないくらいに忙しそうです。
 
 メモ用紙に「2F」「名前」「中華大」「冷やし中華」と書いて二階席にあがりました。

 階段も昔のままのようです。
 二階には和室が数部屋あって、空いていた道路側の席に座らせていただきました。

 昔のままの木枠の窓からは表の景色が見渡せます。

 青々と芽吹いてきた銀杏の葉が涼しげになびいています。



 混んでさえいなければ、なかなか風情がある空間です。

 店内はスーツ姿のサラリーマンやOLでいっぱいです。

 ラフな格好な私は、ちょっと浮いた存在だったかもしれませんでしたね(笑)

 
 混んでいたわりには意外に早く運ばれました。

 考えてみれば昼休みにやってくるサラリーマンですので、もたもたしていられないですよね。

 自分が注文したのは中華そばの『大盛り』ですが、周りでたべていたのを見て嫌な予感がしましたが、
 運ばれてびっくり、でっかい丼です。
後から知りましたが、ここはでか盛りでも有名だったんですね!


 

 残したら失礼なので気合を入れていただきました。

 スープは動物系(たぶん豚系中心)で現在では珍しいくらいの「昔ながら系」ではないでしょうか。

 あっさりして、これなら毎日でもOKなスープかと思います。

 トッピングも極々定番のものばかりです。

 丼が大きいので小さく見えますがチャーシューは2枚、それにメンマ、のりがトッピングしてあります。

 
 麺は中細麺でこちらも極普通の中華麺です。

 しかしこの極普通の組み合わせが、かえって新鮮さを感じたりもします(笑)

 チャーシューは美味しかったですね~
 適度な柔らかさと、味付けも丁度よくて老舗らしい貫禄の味です。


 


 こちらは連れが食べた冷やし中華です。

 仙台といえば冷やし中華の発祥の地だったでしょうか?間違ってたらすみませんがとにかく有名ですよね。
 店内の様子を見ても結構な割合で食べていますので人気があるようです。

 
 味見をしました。ベースは甘めのタレでテーブルに酢とマヨネーズが置かれてあり、
 好みの味つけにして食べられるようです。
 冷やして締めた麺は驚くほどコシの強さを感じ、旨いな~と感じます。

 メニューは麺だけではなくてご飯物もありますが、すべてが安い設定で驚きますよ。

 
 女性の方はデザートに団子を買っていく?なんて相談しているようです。

 それじゃということで、お土産に買ってきましたが写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました(笑)

路地側の玄関


藤や だんご
所在地[map] 宮城県仙台市青葉区本町3丁目6-1
電話番号

022-223-1569

営業時間 9:00~19:30
定休日 日曜日
駐車場 無し
お勧め 中華そば・冷やし中華・だんご他
URL  ―
HPデータ 2012/05

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