いつからだったでしょう？道端にラーメンの立て看板が立ったのは。

　陸羽東線池月駅付近、道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」の近くの路肩に
　手づくりの味のあるラーメンの看板が立っています。

　その看板には「昔の味・ラーメン・あります」と書かれてあって通るたびに気になっていました。

　近くのコンビニの駐車場から店の様子を伺ってみたりもした事もあります（笑）

　お店は国道からも確認できますが、細い路地を通って向かいます。

　車のすれ違いが大変なくらいの路地でしたがお店の前は少し余裕があって店の前と、
　直ぐ隣の母屋の駐車場にも3～4台は停められると思います。

　
　訪問時間は11時を過ぎた時間ですが、朝に通った時には既に暖簾が出ていましたので
　10時半頃からの営業なのでしょうかね？

　店の前にも手づくりの看板がありました。

　昭和30年創業のお店のようです。昭和30年と言えば、半世紀以上もの歴史があるって事ですね。

　老舗の味、昔ながらのラーメン期待感が高まりますね。

　さて入店。

　お店は創業当時のままではないと思いますが、それなりに雰囲気のある食堂といった感じです。

　テーブルが3卓だけの小じんまりしたお店でした。

　店内のメニューを見るとラーメンではなく「中華そば」とあります。
　看板には「ラーメン」暖簾には「らぁめん」メニューは「中華そば」との表示です（笑）
　

　他にメニューは、うどんやそばもありました。

　元からのメニューに追加したように、焼きそば・みそラーメン・チャーシューメン・チャーハンなどの新しい貼紙があります。

　お茶を入れてくれた女将さんに「中華そば」をお願いしました。

　厨房には女将さん一人のようでしたが、外でご主人さんが忙しそうにしていました。
　出前もなさっているのでしょうかね？

　店内にケースにお銚子が並んでいましたが、夜は飲み屋さんになるのでしょうかね？

　などなど、いろいろと想像していると中華そば完成です。

　おーこれこれ！これぞ昔ながらのラーメンです。

　透き通った嵩のあるスープに細縮れ麺が泳いでいます。

　チャーシューは脂身の少ない噛みしめ系なのが昔風でいい感じです！

　スープから頂きました。

　鶏系とおもわしきスープに香り良い醬油のかえしが、何とも言えない味を作り出しています。
　「昔の味」まさにその通りですね。

　「安心できる」というか、「ほっとする」というか「懐かしい」というか…

　こんなスープなら毎日でも食べられるそんなラーメンだと思います。

　麺を箸で摘まんで見ると、えっ？短いぞ。

　普段食べているラーメンより短めの麺のようです。

　麺が短めなので途中で息継ぎせずスルスルと食べやすいのですがもうちょっと長い方が個人的には好きかな（笑）

　でも、黄色身を帯びた縮れ麺は昔ながらの中華にはぴったりな麺でした。

　チャーシューは二枚のトッピング。

　薄めにカットしてありますのでとても食べやすいです。

　チャーシュー麺800円には「特製チャーシューです！」と書かれてとありますので、
　このタイプとは違ったチャーシューなのでしょうかね？

　久々にシンプルな昔ながらのラーメンを食べました。

　道端の看板の「昔の味」に偽りはありませんでした！ご馳走様でした。

　お昼前なのにお客さんがやってきます。結構繁盛しているようです。