「もちもちの木」っていう絵本がありますがご存知ですか？
家族はラーメンより絵本を思い浮かべたようです。話を聞けば確かにそんな絵本がありましたね～

絵本の話しなんてどうでもいいですね（笑）

もちもちの木は埼玉県が本拠地で全部で7店舗あるようです。
東北には福島と仙台店のみ。自宅から一番近いのがここの仙台店なんです。

店は意外にも郊外の見通しの良い十字路の一画にありました。
明らかにコンビニを改修したとわかる店舗ですが、外観や店内のインテリアは、
それがコンビニだったとは全く感じさせないセンスの良さには驚きです。

蔵のようなドアを開けて入店。シックな感じのインテリアです。
優しい日差しが差し込む小上がりに座らせてもらいました。

窓辺に飾られた骨董品や生け垣が造る影が芸術的でした。
ここがコンビニだったとは、誰も思いませんね。

さて、ラーメン。
メニューは意外にもシンプルな構成でした。
中華そばは（小、中、大）から選びます。これは山形の庄内地方によくある設定ですね。
ちなみに小1玉、中2玉、大３玉という麺量でした。
このような表示は明解で好きです。

黒っぽいどんぶりにて登場です。
不思議な感じがすると思ったら湯気が全く見えません。これは相当、熱々ってことですね。

上品に添えられた白髪ねぎ、チャーシュー、穂先メンマ…そしてサービスの煮玉子です。

どんぶりが黒いのでスープの濃さが正確に分かりませんが、かなり濃そうです。

慎重に木製レンゲでスープをひと啜り。（やはり、アツアツでした）

予想はしていましたが想像以上の節の香りがします。
表面の浮いた脂も風味がよくコッテリして美味しいです。

穂先メンマは初めて食べました。
写真は穂先でも太い部分ですが、とても柔らかです。

チャーシューは素材の味をいかしたバラロールチャーシューです。

麺は温麺と、つけ麺用で違うようです。温麺用は中細ストレートで黄色い麺です。

濃厚な節のスープによく絡みます。熱々なので啜れないのがもどかしいですが（笑）