はんつ遠藤さんが執筆したラーメンマップで紹介されていたお店です
写真で見る限り「節系太麺」のようです。太麺節系なんて今では珍しくもありませんが
ここ「おもと」のマスターはイタリアン出身だそうで、麺はパスタのようにモチモチした麺との事。
興味ありますね～そんな訳で訪ねてみました。

場所は仙台大観音のすぐ近く、ダイシンさんの駐車場脇にありました。道端にも看板がでていましたがお見逃しなく。

ダイシンさんの駐車場の一画をお借りしているようです。（写真参照）

目立たない立地なので飲食店には不利でしょうが、駐車場の心配がいらないところが良いですね。
繁華街とも違って、田舎者にもなんとなく落ち着きます（笑）
引き戸を開けて入店するとワンフロアーのお店で、右手に券売機がありました。

一番人気は「節とん味玉らぁめん」ですが、味玉抜きで基本の「節とんらぁめん」６８０円をいただいてみます。

カウンター席に案内され、お冷やをいただきながら周りを見渡すとなかなかおもしろいインテリアです。
カウンターにいろいろなディスプレーがありましたが、昔のタバコや瓶のコカコーラ・・・。
そのまんまコンクリートの壁など、なかなかおもしろい空間でした。

さて、ノーマルな節とんらぁめん完成です。
盆、レンゲ、箸、黒で統一された中に真っ白などんぶり。
寸分も狂わず真っ直ぐ並べられた箸とレンゲ、職人らしさというか、芸術的な感覚を覚えます。

こちらまで行儀よくして食べなければならないそんな気持ちになります（笑）

見た目で濃厚な節スープと分かります。

一口すすれば、魚介のうまみと豚骨の甘みがミックスされ体の中に染み込んでいくかのような旨味です。

自慢の麺は太麺と細麺から注文の際に指定できます。今回はもちろん太麺です。

太麺といいましても、自分的な基準で言えばやや太麺くらいの丸麺のストレート麺でした。

茹で時間も結構かかりました、厨房に麺箱がありましたが、きっと特注麺なのでしょうね。

ガイドブックにまるでパスタのようなとありましたが、本当にコシもありプリプリ、もっちりとして美味しい麺です。
パンチあるスープに全くひけをとらない個性ある麺でした。

付け麺や冷製麺系もありましたので、さらに引き締まって美味しいでしょうね。

トッピングですが、メンマは極太です。
１センチ四方はある太さで繊維質もあるため噛みきるのに大変なくらいです。
コリコリして食べごたえある一品です。

チャーシューは小振りながら味がしっかりしており、なかなかの仕上げです。

久々に今風の美味しい一杯を頂きました。