ついに、志乃ぶデビューしました（笑）

　ラーメンフリークなら一度は聞いたり、ネットで見たりしたことのある、お店ではないでしょうか？

　場所はＪＲ陸前豊里駅が最寄り駅になるようで、お隣にはＪＡやウジエスーパーさんのある一画に
　独特の雰囲気を醸し出してありますのですぐに断定できると思います。

　店の直ぐの空き地に停めて窓から女将さんに駐車場を訪ねると駐車場は無いとのことで、
　お隣のＪＡみやぎ登米豊里さんに少しの間停めさせていただきました。
　

　
　暖簾にはお料理、仕出し・割烹食堂とあります。
　店をマジマジト拝見すると玄関などは、結構凝った造りの割烹料理屋さんのようですね。
　割烹志乃ぶの看板も今でも残っていました。
　引き戸を開けて入店。カウンターと小上がり席、そして奥に座敷もあり思ったより広い店でした。

　明るい小上がり席に座らせてもらうと、女将さんが、キュウリ漬け物をどっさりと運んでくれます。
　それからお冷やと、水差しですが、これはアイディアグッズですね～
　多分、この容器は天ぷら油の容器を改造したものですよね、究極のエコグッツですね～（笑）
　
　さて注文ですが、ラーメン600円です。

　メニューはシンプルでラーメンの他には、チャーシュー麺と冷やし中華があり、何れも1,000円というお値段です。
　ラーメン600→1,000円ですから、どんだけチャーシューがトッピングされているのか興味ありますね。

　
　今日は幸運にもお店に店主さんがおられました。といっても何やら女将さんに指示を与えて帰ってしまったようです。
　帰り際、いっぱい食べでいげな！と愛想して頂きました。
　ネットの写真で拝見するより若々しく感じたのは私だけでしょうか（笑）

　ご主人が帰った厨房は女将さんだけです。

　しかし、テキパキと調理をこなし、待たせません。

　あっという間に完成です。

　
　志乃ぶさんの自家製麺はふつうでも400グラムという大盤振る舞いのラーメンなのです。
　ご覧の通り、麺だけではありません。チャーシューもどんぶり一杯に乗っています。
　これは決してチャーシュー麺ではなくて、ふつうのラーメンなのです。驚きでしょう！
　ま、これが有名になった理由といえば理由なのでしょうが、
　お店の雰囲気や、愛想の良い、ご主人と女将さんの人柄が人気の所以なのでしょうね。

　まずスープから頂くと、魚介の香りが優しく、いつかこの辺で食べたラーメンと同型のスープに感じます。

　麺はどんぶりにぎっしり詰まっています。

　写真で見ても分かると思いますが、どんぶりから盛り上がっています。

　中細のストレートの麺を引っ張りあげます。しっかりした感触です。
　茹で加減は最高です。コシもありのど越しは最高です。
　麺の長さも一般的より長く感じました。麺を思い切り啜る醍醐味も味わえます。

　チャーシューは何枚あったでしょうか？
　食べ答えは十分ですね。少々しょっぱいところもありましたが、適度に脂身部分も混ざっており、
　厚みも適度で食べやすかったです。

　メンマも惜しげもなくどっさりで、これだけサービスして儲けはあるの？って聞きたくなるほどです。

　なるほど、ネットで評判になるだけのお店は確かに凄かったです。

　追伸、400グラムを食べられない方は、注文の際に「麺少し」と頼めます。
　忘れたとしても、女性や子供には黙ってても麺量を調整して作ってくれるという気配りもあるようでした。

　しかし、女性の方で「調節されては叶わん。」というお方は、はっきりと「普通で」と注文した方が良いかと思います（笑）