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■台東区上野 |
■一欄 アトレ上野山下口店 |
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九州福岡に拠点を構える、とんこつラーメン専門店一欄アトレ上野山下口店さんです。
エキナカを通っても行けますが、敢えて表から訪ねてみます。
不忍口から出ると、シンボル的な存在であった「聚楽」も斬新なビル「UENO3153」となり、
今では松竹デパートの看板や映画館が並んだ独特の雰囲気の通りは面影もありません。
さて、一欄が、上野アトレにあるのはチェック済みでしたが今回が初訪問。
ここ最近、洋食、蕎麦などの飲食店がオープンし、しかも有名店が軒を連ねています。
お隣は「トナリ」です。だしゃれじゃなく店名ですよ。
さらにその隣には、大勝軒系列の「舎鈴」があります。
迷いますね〜
店頭のメニュー写真を一応確認した上で、まだ未食の一欄さんに決定!
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先客は外待ちで2、3人程ですが店内にも居るような気配…。
やっと、のれんを潜ると、案の定、店内通路にも5、6人列をなしております。
しかし、驚きは客の列では無くて、客席が見えません。不思議な店内です。
店員さんの誘導で食券を購入して待っていると、アンケートのような紙を渡されます。
味の濃さや、麺のゆで加減、トッピング等々細かく指定する事が出来るオーダーシートでした。
そしてその紙は、カウンターに出すそうです。
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やがて案内されました。
まるで、秘密基地のようなワクワクする感覚を覚えます。
狭いながらも通路背後には、ハンガーや、爪楊枝、ティッシュなどもセットされています。
面白いのは、お冷やの専用蛇口が付いています。
回転寿司なら良くある装備ですが、ラーメン店では初めて見ます。
そして、隣との間には衝立があり(収納もできるようです)食事中は完全なプライバシー空間となります。
そのほか、替え玉や、トッピングなどは、箸入れがオーダーシートとなり現金で追加注文できるシステムです。
このカウンターの名称は「味集中カウンター」と言うらしいです。
なるほど、これなら周りを気にせず味に集中できそうです(笑)
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待つ間、厨房内から、太鼓やチャルメラの音が聞こえたり…
アニメの世界にでも入りこんだかのような、異次元的な空間に感じます。
完成したようです。運ばれると、前方の小窓に簾がかかります。
驚きの連続です。
写真のラーメンは、標準のラーメン790円です。
シートで事前にお願いしたのは、良く分からないので「オール基本」です。
照明の関係で自然な色ではないかと思いますが、白濁したとんこつスープが光り輝いています。
赤い「秘伝のタレ」がセールスポイントのようで、食べ方についてもアドバイスがあります。
タレを溶かす前後の味の変化を味わってほしいようです。
とんこつスープ自体は、まろやかで、とてもクリーミーですが、真っ赤なタレを溶かすと、
味かひきしまり、大人トンコツ味に変化します。
怒られそうですが、醤油ダレなどもあったら、豚骨醤油にして楽しめそうでもあります。
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麺は、オリジナルの生麺で、博多らしい細麺ストレート。
ゆで加減は自分的には丁度でした。
スープは、飲むほどに止まらなくなります。
箸をおいてからもついついレンゲを持ってしまいます。
コラーゲンもたっぷりなので、完飲、完食してまいりました。
うまかった。ご馳走様でした。
退店は、入店玄関とは反対側から出るシステムです。
お土産のラーメンなどが並んでいます。
注文票なども備えてあり、外国人にも分かりやすく、店内の随所に配慮が感じられます。
店から出ると、ご覧の行列でした。
あと数分遅かったら、諦めてましたね(笑)
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