■東京都中央区築地
■中華そば若葉


 築地が豊洲移転する前に一度見学してみたいと思っていました。

 この日は土曜日で混雑は覚悟の上でしたが、想像以上の賑わいです。

 観光客は外国人が多く、一見日本人と変わりありませんが会話の様子で分かります。

 お店の人も説明に苦慮していたようですが、お互いに理解出来るように
 単語の羅列でやり取りしていたのがおかしかったです。

 
 築地場内は、古くなった建物や看板など、昭和らしさを感じる一方、
 市場の背後に林立する高層ビル群とのギャップが何とも摩訶不思議。

 
 場内の食べ物屋さんの人気は何と言っても寿司屋さんです。
 何軒もありますが殆どの店が行列を成しています。
 特に人気店などは必死の覚悟が必要です。


 
   


 ここから下は築地場外の写真です。
 

 場内の魚河岸横丁などは、市場の移転に伴い現在の場所から消滅してしまうのでしょうが
 場外の商店街は移転しないで今後も営業するようです。
 
 場外の商店街はテレビ等でも良く放送されるので見覚えある店もありましたが

 この何とも言えない活気のある雰囲気は是非残して欲しいなと思うところです。

 沢山の店が並らび人気の通りなどは年の瀬のアメ横みたいな雑踏で前に進めないくらいでした。

 
 
 
 場外では食べたい物が何品かありまして・・・

 テリー伊藤さんの実家の玉子焼きや紀文のカマボコ、立ち食いお寿司 etc.

 で、今回メインとして考えていた「幸軒」さんをやっと探し当てると、なんと、本日終了の看板が…
 ぶらぶらしないで最初に訪問するべきでした。

 

 


 しかし、「捨てる神あれば拾う神あり」とはこの事です。
 東通り〜中通り〜西通りと見学し、もんぜき通り(新大橋通り)へ出ると
 立ち食い屋さんが並んである通りに出くわしました。
 
 そして、何時だったかテレビで見た「中華そば若葉」さんを発見。
 場所はこの辺 → ここ
 築地で1番の老舗ラーメン店だったと思います。
 隣の深大寺そば屋さんも気になったのですが、
 店の壁にさりげなく貼ってあったニューヨークタイムズの記事で「若葉」に決定!

 しかし、どんな記事が書かれているのか気になりますね。

 店の間口は一間程度ですが、一応カウンター席もあります。
 が、殆どは立ち食いスタイルとなります。

 歩道上は軒並みご覧の状態です。

 
 この白い箱が立ち食い用のテーブルになります。
 ビールケース程のスペースで見知らぬ者同士が丼を並べて食べる事になります。
 注意しないと「ゴッツンコ」しますよ(笑)
 
 店は家族経営のようで、ご主人と息子さんと女将さんで役割分担して客をさばいています。

 

 「中華そば」700円完成です。

 見た目からしても、とてもシンプルな「ザ中華そば」です。

 うす醤油色したスープに細麺が泳いでいます。

 たっぷりな刻みネギがポイントです。

  


 次から次へと客がやってきます。
 写真を撮る事さえ憚られます(汗)
 
 ネギの下にはチャーシューとメンマが隠れていました。
 材料は勿論一様に目の前の築地市場から仕入れた物でしょうね。

 
 昔ながら系のスープは生姜の効果で実にさっぱりしています。

 生姜をこれだけ利かしてあるのは珍しいですね〜

 
 麺は縮れ細麺が使用されスープをよく絡んで吸い上げます。

 写真を数枚撮った後、人目もはばからず「ズルズル」啜って食べた中華は忘れられない味となりました。

  
 
 
 小さなテーブル上には、店の歴史が記されていました。
 初代は衣料品店を営み。二代目が現在の中華そば若葉を昭和30年に開業。
 そして現在は三代目の大将と息子さんの四代目で暖簾を守っているようです。
 築地を代表する中華そばに間違いなさそうです。
 
 お持ち帰りもできるようですが・・・お取り寄せは出来るかどうか不明です。


 こちらからお取り寄せもできるみたいです。
   ↓
 http://www.tsukiji-wakaba.com/

 

築地 中華そば 若葉
住所【地図】 東京都中央区築地4-9-11
電話番号 03-3546-6589
営業時間 5:00〜14:00
定休日 不定休
駐車場 近くに有料パーキングあり
お勧め 中華そば
喫煙 禁煙(路上も禁煙区域)
URL 築地場外市場公式(若葉)
HPデータ 2015/12

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