テレビで紹介されてから、気になっていたお店です。
　村山警察署のある交差点から跨線橋を越え市内へ入ると看板が見えました。

　通りからちょっと奥まったところにありますので訪ねる際は事前に地図で調べるか、
　ま、ナビがあれば問題ありませんが。

　駐車場は店の前と道路向かいにも３、４台分ありました。
　ここ満月さんは羽州村山ラーメン街道１０番店でもあるようです。

　さて、縄のれんをくぐって入店。
　店内は、重厚な感じの作りでどことなく倉座敷を感じさせます。
　調度品も骨董品のような値打ちのありそうなものが惜しげもなく飾ってあります。

　
　テレビで二階に骨董品や民芸品の展示室があり無料で見学できると紹介されましたが…
　ちゃんと店内にその旨の案内がありました。

　さて、前置きが長くなってしまいました。
　ここ満月さんは何でも揃う食事処のようです。
　麺類ではスーラータンメンがお勧めらしいですが、まずは基本のラーメンを頂いてみます。

　四角いお盆に、漬物付きで運ばれました。
　運ばれたとたんに、湯気からごま油の中華系の匂いを感じます。

　更にスープを口に含むと、トン系の旨みがジワジワと感じてきます。

　麺は自家製手揉み麺ということで期待できそうです。
　見た目は中太麺で緩いウエェーブのある麺。
　もっちりした重量感のある麺でコシもあって香りも良いです。
　麺量は、物足りなさは感じません。
　ちなみに大盛りは100円プラス。

　それから、絶品なのがチャーシューです。
　厚めにカットされた肉は豚肉のうま味をを引き出した絶妙な味付けです。
　ジューシーでモチモチした食感で噛めばかむほど味わい深い一品です。
　他、メンマ、カマボコ、海苔のトッピングで550円はお勧めと思います。
　接客も良くて気持ちの良いお店でした。

　さて、二階にある展示室ですが、せっかくですので見学してきました。
　テレビで見覚えある「北町奉行所」の看板が入り口に掛けられていました。
　展示室内部は、壁から天井まで、所せましと骨董品が展示してあります。

　甲冑や子供用の駕籠？槍や十手・・・時代劇でしか見たことの無い貴重な品々が見られます。
　興味のある方は、是非ごらんになって見て下さい。