◆山形県鶴岡市羽黒
◆喜多川 ◆中華そば(大盛700円

鶴岡のある知人に「喜多川って知っていますか?」と…。

知りませんでした。

話を聞くと、鶴岡でも知る人ぞ知る、隠れたお店らしいです。
「隠れた・・・」と聞いたもう黙ってはいられません。
早速、訪ねてみました。

営業時間や休業日も不明のまま、ナビに番地を打ち込んでみました。
どうやら店名は登録されていません。
様々な情報では、狭い路地にあるというお話しです。ナビの画面からも路地と言うことが分かります。



鶴岡公園の前を通過


 目的地は近いぞ!


さて、現地につくと、ナビが「案内を終了します」というメッセージが・・・。
しかし周辺にはラーメンやさんらしき店など何処にもありません。
車をUターンし最徐行して探します。すると玄関のガラス越しにラーメンの提灯がかすかに見えました。

看板もないため、一見さんが訪問するようなお店はありませんね。
別に隠れているわけではないでしょうが、なるほど「隠れた名店」という雰囲気です(笑)



店の脇に駐車場がありましたが、お店の駐車場なのか不明でしたが停めさせてもらいました。

ラーメン提灯のほか小さな暖簾が下がっておりますので、これが唯一の目印です。


入店すると右手にカウンターが4席あるだけの」小さなお店です。
古びたインテリアは昔のままで、カウンターだけリフォームしたらしくピカピカでした。

壁の張られたメニューを見ると中華麺のみで、中華そば、冷やし中華、はっこい中華の三種類。
麺量で値段が変わるようです。


この暑さなので「はっこい中華」も気になりますが、中華そばをオーダーしました。
(「はっこい」とは庄内の方言で「冷たい」という意味かな)

注文すると、お母さんが年期の入った木箱の中で麺の手揉みを始めました。
しかも念入りに揉んでます。そして麺を手にして奥の厨房に入ってしまいました。
調理の様子は全く分かりません。


新聞を眺めているとお客さんがやってきました。顔なじみのようです。
左手の客室?茶の間?に上がって行きました。
その後も帰省らしい若者3人組がやってきて左手の座敷へ・・・。
皆、顔見知りのようです。それにしても不思議な店ですね。

 


さて、中華そば完成です。

見た目であっさり系なのが分かります。

スープは優しい感じのする、薄味で全部飲み干せるタイプです。

麺は中細の縮れ麺で茹で加減は最高です。
啜ると麺のいい香りがします。コシがあり手揉みされた麺の食感がなんとも言えません。


トッピングは特に変わったものはありませんが、チャーシューが気前よく乗ってます。
食べやすいようにカットされたチャーシューは結構しょっぱめに味付けがされており、
あっさり目なスープと対照的で、ご飯で言えばおかず的な存在ですね。

メンマも上品に切りそろえてあり、歯ごたえもコリコリしてうまいです。

小さな三角形の海苔が昔風でいいですね。

あっと言う間に大盛り完食でした。

食べながらもう少しスープにパンチが欲しいな・・・と思いながら食べましたが、
不思議と飽きさせない味なんですね。

鶴岡のラーメンの原点の味を食べたような気がします。ご馳走様でした。

 

この日、赤川の花火大会が行われました。
折角ですので久々に花火を観賞してきました。
陣取った場所は偶然にも、カメラマンの穴場的場所でした。
一人で機材を6〜7台操作するんだそうですよ。凄いの一言ですね。
折角ですので自分も撮影のウンチクをお聞きしながら撮影してみました。如何でしょうか(笑)
赤川花火大会、とても素晴らしい花火でしたよ!

 

喜多川
所在地[地図] 山形県鶴岡市本町2-14-13
電話番号 0235-22-2870
営業時間 未調査
定休日 未調査
駐車場 あり
お勧め 中華そば
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HPデータ 2010/08

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