いちらく亭  (宮城県 大和町) 
  〜「白」「黒」の2種類の蕎麦が味わえます!!〜


 知人の紹介で大和町に蕎麦を食べに友人たちと集合しました。
いちらく亭は、地元勤務の方ですら場所を知らないというくらい、ちょっと分かりづらい所にありました。
店内は結構広く、入ってすぐにカウンターと座敷があり、左手には宴会もできそうなくらい広い座敷があり、ちょっとした団体さんもOKです。
さっそく、メニューを確認すると、「白」と「黒」という蕎麦があります。
客のこのみで、白すなわち「更科」黒すなわち「藪蕎麦」を選択できるのでした。こうなると、どちらも食べてみたくなる(笑)

 まずは黒い藪蕎麦から食べてみました(写真左)
店のお品書きにはこう説明によると…
藪蕎麦はそばの色が黒っぽく、独特の香りと歯ごたえのある俗に田舎蕎麦の事です。そば粉は(やぶ粉)で甘皮と実の部分を引いたものである。

季節外れにしては、蕎麦の香りがあり、適度にコシもあり、加えてツルツルした喉越しでとても美味かった。
暖かいそばにしても行けそうな麺ですね。

 一方、白い更科蕎麦はてんぷら付きで頂いてみました。
運ばれてきた瞬間、あまりの白さに??これ蕎麦?

更科蕎麦の説明はこうである…
蕎麦の色が白く、蕎麦の実の胚乳部分(実だけ)を粉にしたもの。
一番粉、二番粉、三番粉、末粉と順に黒く白いほど喉越しが良く食べやすい。

 確かに、藪よりは細く食べやすかったが、やはり蕎麦の香りが希薄であり何か物足りなさを感じてしまう。
薬味は、のり・ネギ・わさび・もみじおろし、などが添えられ、いろいろな味も楽しめる。
つゆは、適度に濃く私のこのみであった。
てんぷらはごく普通だが、大和町の名産である「舞茸」のてんぷらは最高に美味しかった。
値段は忘れてしまったが、写真の二食を食べて1,200円である。
これは結構安いですよね〜。。


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