創業万延元年 

稲庭干饂飩 七代 佐藤養助



秋田の名物のひとつに、「稲庭うどん」がありますが、
正式には「稲庭干饂飩」というらしいです。
江戸時代より稲庭干饂飩の技法を受け継がれている
7代 佐藤養助 の本店を紹介します。



店は秋田県雄勝郡稲川町字稲庭に本店があります。
本社工場も近くにあり、製造販売と食事もできるようになっていました。

ご覧のような何の変哲もない田舎道といった所に
本店はありました。



創業万延元年(1860年)の本店

玄関先には大きな桜の木が2本あります。
桜の樹齢からしても、お店の歴史を感じますね。

さすがに有名な店ですのでお客さんでいっぱいです。
駐車場の車は他県ナンバーも多く、
なんと、関東や関西ナンバーもありました!



正面玄関です。
丁度お昼時間であったため満席状態で
少々待つ事になりました。
玄関の左側にはベンチもあり、
サービスで給茶器も設置されておりました。



メニューです
映りが悪いですが、基本的には「冷と温」の2種類です。
ま〜高級うどんではありますが、結構高めの値段設定です。

温かなうどんも食べたかったですが
周りを見るとほとんどが「せいろ」でしたので
「天せいろ1260円」を注文してみました。



これは「天せいろの大盛」です。

一口食べてしまってから、
写真を撮ってなかったのを思いだし
慌てて撮った画像です。

本来は、麺は綺麗に盛り付けされ、
てんぷらはもう一品、ナスがあります。



これが麺のアップです。
いつ食べても美味しいです!
上品で繊細で、
コシがあって、ツルツルして喉越しが最高です。
あっという間にお腹に収まってしまいました。

本店以外に直営店がありますので
お近くで本物の味を楽しめます。
詳しくは以下のURLからご覧下さい。

稲庭干饂飩 佐藤養助
本店住所:秋田県湯沢市稲川町字稲庭229
電話:0183-43-2226
http://www.sato-yoske.co.jp/



ドライブコースの紹介
(歴史と自然とグルメの旅)


今回は、国道108号線(仙秋ライン)から
県道○号線を泥湯に抜けるルートで紅葉を楽しみ
稲川町で稲庭饂飩を食べるドライブです。

途中に面白いところがあったので紹介します。

突然ですが
この建物はなんでしょう?!


よく分からない?
それじゃもう少し大きな写真でどうぞ。


 

建物全体をツタが覆い尽くしています。
なんとも不気味な感じがする建物です。

そして、建物の外には
こんなものが



何やらボーリングのピンや古ぼけた自転車が・・・



玄関から中に入ると昔のいろいろな物が所狭しと
陳列されていました。
これは懐かしいレコードですね〜



そして、なんと車庫には隠れるようにして、
ランクルベースの消防車がありました。

実はここは、れっきとした私設の博物館なのです。
『秋ノ宮博物館』
ホームページもありましたので
詳しくはこちらから

http://ww35.tiki.ne.jp/~akinomiya-m/

40代から上の年代の方にはオオウケ間違いなしです。
そうそう、入場料の500円を払えば、なんと入浴もできる
博物館なのです。。。驚きです。




108号から泥湯に向う県道での紅葉です。
10月の中旬ですが、高所はいくらか紅葉が始まってました。



ここは日本三大霊場である川原毛地獄谷です。
雨なのではっきりしませんが、白く見える一部分の山肌だけ
草木一本生えておりません。

地面からは「シュー」と音を立てて白煙?湯気?が
噴出しており、いかにも地獄といった様相です。

案内板ではハイキングコース?もあるようですので
天気のよい日は是非「地獄内」を探検してみたいものです。
時間があれば、麓の「泥湯」にも浸かってみたかったな〜



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