◆山形県村山市
◆リバーハウス はやぶさ

最上川三難所で有名な、「元祖そば街道」 七番店 「リバーハウスはやぶさ」さんです。
ここの店は寒晒し蕎麦(雪晒し蕎麦)を食べられる店で有名です。
店名の「はやぶさ」は三難所の一つからのついたネーミングらしいですね。
店は国道347号線、最上川に掛かる「長島橋」のたもとにあり船下りの終点駅も兼ねているようです。

余談ですが三難所を紹介します(観光パンフより一部記事抜粋)

船運時代、最上川の中流にある「碁点」「三ヶ瀬」「隼」は通過するのに困難を極めたため「最上川三難所」として
船頭さん達に恐れられた地らしいです。
碁点(ごてん)・・・・・・・碁石を敷きつけたように岩が突起している。
三ヶ瀬(みかのせ)・・・川底に三層の岩礁がある。
隼(はやぶさ)・・・・・・・岩礁が川底全体を覆い急流地帯となる。

この区間は船下りで乗船可能であり、碁点の出発地点〜隼まで船下りを楽しむ事ができます。


写真がお店の玄関ですが、写真で見ると、こじんまりして見えますが店内はかなり広いです!!
玄関先には親子のツキノワグマの剥製が飾ってありました。
そば屋さんに、熊の剥製や毛皮などを結構な確率で飾ってありますが「蕎麦と熊」何か関係があるのでしょうか?
と不思議に思うのは私だけでしょうか。。。(関係ないですよね…笑)


さて、それでは店内へ

店内はドライブイン的で、テーブル席と座敷が2箇所ありました。
しかし写真の奥には本格的な座敷であり最上川の眺めも楽しめそうです。
ちょっとした売店もあって、お土産用の蕎麦も販売してました。

メニューはシンプルな構成です。
今回はお腹が空いていましたので大板(1・5人前)を注文しました。
しばらくすると、突出しに細竹の煮物、インゲンの胡麻和え、蕗の炒め物と漬物が運ばれてきます。
これは、きっと季節によって変わるんでしょうね。。。



しばらくして、蕎麦の登場です。
「カンザラシソバ」初めて目にする「蕎麦」です。

冬の寒の時期に蕎麦の実を冷水に浸しアクを抜き、寒風に晒すことで蕎麦本来の甘味と風味が増すそうです。
このように手間隙掛けて処理した蕎麦の実を「寒晒し蕎麦」または、「雪晒し蕎麦」と言うそうです。
現在は分かりませんが、天皇に献上した蕎麦と聞いております。

はやぶさの蕎麦は、食べやすいように、やや細めに打ってあり、適度にコシもありとても美味しい蕎麦でした。
1.5人前はかなり食べ応えがありましたが、胃もたれもありませんでした。
店の入り口にはこのような看板などがありますので直ぐに分かると思います。
是非一度ご賞味あれ!



2009年、新たな「長島橋」が完成しました。
お店は旧道沿いになりましたので新しい道路からわき道を通りお店に向かいます。



リバーハウス はやぶさ
所在地 山形県村山市富並625
電話番号 0237-57-2201
営業時間 10:00〜18:00
定休日 年中無休
駐車場 50台
お勧め 板そば
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