「人生の楽園」というテレビ番組がありますが、第二の人生の悠々自適な生活に自分も憧れて
　毎週欠かさず見ていますが、番組のテーマ曲や西田敏行さんのナレーションも、なんとなく癒されるんですよね〜。

　数年前になりますが、人生の楽園で紹介された「農家民宿 百笑家 姫」さんです。

　民宿と蕎麦屋さんを兼ねている宿で、そば打ち体験や農作業体験なども出来るようです。

　今回は急に思い立ち訪ねてみましたが、もしや予約制だったのではないでしょうかね？

　後から来た10人程の小団体のお客さんも、予約を入れずに来店したようでしたが、
　女将さんから「予約無しで度胸あるな〜」とたまげて（驚いて）いました。

　お店は尾花沢市にありますが、最寄り駅はＪＲ大石田となります。

　駅から車で15分ほどかかりますのでアクセス的には車がないと不便かもしれません。

　要所に設置された案内板を辿って行くと田園風景広がる田んぼのど真ん中にありました。

　田んぼの向こうには翁山が横たわりその南端に、大小のコブが並んだ面白い形の「二つ森」という山が見渡せます
　（馬の鞍にも似ていることから荷鞍山（にぐらやま）とも呼ばれています）

　昔、登った事がありますが、頂上からの眺めは絶景ですよ。

　話が脱線しましたが、お店は靴を脱いで上がるスタイルです。

　一階が食堂で二階が客室になっているようです。

　座敷席とテーブル席があるようですが、現在テーブル席は大型のテレビ台になっていました。（笑）

　座敷奥の広いテーブルに座らせていただきました。

　メニューは、蕎麦とうどんがあります。

　十割蕎麦もありましたが、こちらは要予約とあります。

　壁の張り紙に、蕎麦と、うどんの「二つ森」が人気とありますが、今回は、板そばとイカ下足天を注文してみました。

　暫らく時間が掛かりましたが、そば打ちをしていた為でしょうかね？

　板そば（中盛）です。かなりのボリュームです！
　店名のイメージから田舎風の蕎麦かと思っていましたが、意外にも白っぽい蕎麦でした。
　太さは自分的には丁度良い太さでした。極太でもなく、細くも無く丁度良い感じです♪

　そのまま頂くと、そば粉の香りがして体に良さそうです。（アレルギーの人はごめんなさい）
　冷水でしめた蕎麦はコシがありツルツルした食感です。

　付け汁は、甘めの円やかな汁でした。これも自分好みです。美味しいです！

　蕎麦を食べていると、付け合わせが運ばれました。

　3人前ですが、量にびっくりしてしまいます。

　漬物、アスパラ、蕗炒り、山菜の4品ですが、今が旬の品々で、とても美味しかったです。

　それから、ゲソ天（500円）ですが、こちらも運ばれてびっくりです。

　ゲソが見えないので一瞬、オーダー間違いかな？と思った矢先、「ゲソは下にありますから」と。

　ゲソの上にアスパラとワラビのてんぷらが、てんこ盛りです。これで500円は申し訳ないほどです。

　からっと揚げられておりこれまた絶品です。
　ワラビのてんぷらは初めて食べましたが、あれは、ワラビの１本漬をてんぷらにしたのでしょうかね？
　ワラビ特有のヌメリ感もあって美味しいものですね。

　最初、蕎麦の中盛を見て全部食えるかなと思いましたが、あまりの美味しさにぺろっと食べてしまいました。
　蕎麦湯まで頂き超満腹です。
　女将の姫さんの人柄や、お店の雰囲気など、かなーり、アットホームなお店ですが、
　蕎麦好きの方は一度、訪ねて欲しいお店です。