大石田そば街道の加盟店の「おそば　美登利」さんです。
　役場の直ぐ近くで何かと便利なところにお店は有ります。

　今まで何度か店の前を通っていましたが、入店するのは初めてです。

　下の写真は最上川です。
　雪解けの影響もあるのでしょうが、水量も豊富で何時見ても雄大な流れです。
　味のある橋から、堤防の眺めも大石田名物の一つです。

　１１時開店で一番客のようでした。

　お店は、和風建築で、堂々とした立派な建物です。
　暖簾をくぐって玄関に入ると、昔風のインテリアで蕎麦屋さんの雰囲気満点です。

　特に案内もなかったので、右手の小上がり席に上がらせて頂きました。

　小上がりの隣はテーブル席。そして玄関の左側には座敷席もあるようです。

　客席数は相当あるようです。

　さて、注文ですが、シンプルに「ざるそば」を頂いてみます。値段は６５０円。

　
　そば街道のパンフレットには、かもせいろが紹介されており、こちらもなかなか美味しそうですよ。
　それから新聞記事の切り抜きもありましたが大石田自然薯を使ったそばも販売しているようです。

　お茶を啜っていると、奥の方から大根を摺る音が聞こえてきました。

　成る程、つけ汁に大根汁を使用するタイプの蕎麦らしいと言うのが想像できます。

　さて完成です。

　女将さんが運んで来て、「小さなお猪口は大根の汁です」と説明してくれました。

　好みを考慮してか、別々に出してくれるところは嬉しい配慮ですね。

　
　その他、お盆には、沢山のお皿が乗っています。
　漬物、もみ海苔、薬味はネギに大根おろしにワサビの三種。
　650円にしては、きめ細かなサービスです。

　では、蕎麦から頂いてみます。

　蕎麦の色は、一般的な色のようです。
　長さも普通より若干短めか・・・。

　食感は箸で摘まんだ瞬間に分かりました。
　蕎麦通には堪らないコシです！香りも良いです♪

　ガイドブックで見ると、十・一蕎麦という、蕎麦粉10に対してつなぎ粉が1の配合らしいです。

　
　最初は、蕎麦のみで風味を楽しみ、次は、つけ汁につけて、つけ汁の風味を・・・。

　次は薬味をのネギ入れると、食べ慣れた蕎麦の味です。

　蕎麦に海苔を付けて頂くと、これまた粋なそばになりますね〜

　そして大根おろしは、さっぱりした味に変化して、消化も促進さるような気がします。

　薬味が豊富なのでいろんな味のバリエーションを楽しめます。
　これは、満足度の高いメニューだと思いますよ！

　
　付け合わせは、漬物、お浸し、切り干し大根の和え物でしたが、これまた箸休めに大変美味しかったです。