■大石田町
■わらぐちそば ■もりそば

 前々こんな山奥に蕎麦屋さんがあるんだな〜と気になっていたお店です。

 かやぶき屋根で・・・周辺に民家も無く一軒家です。

 店は、元々あった民家だったのか移築したのかはわかりませんが、
 近くには朽ち落ちた民家?が草むらに紛れるようにして見えました。

 店名は「わらぐちそば」といいますが、ナビで辿っていて気づきましたが地名が「わら口」なんですね。

 地名をそのまま店名にしたようです。

 
 店までのルートは舟形側からと大石田側から行けますが、
 猿羽根山の最上川を渡って行ってみるとなんと通行止めではありませんか!
 結局遠回りして到着です。



 迂回によるロスで開店時間を過ぎ、既に客も入っていたようです。

 車を停め入店すると、見た目通り古民家そのものです。

 
 玄関の右手に蕎麦打ち場があり、左から上がると客室になっています。

 エアコンはありませんでしたが、茅葺屋根の為かそれ程暑くは感じません。

 
 座敷に上がったところにスイカと枝豆の無料サービスが置いてありました。

 ほんとに無料なのと疑問でしたが皆さん食べていましたので、遠慮なく枝豆を頂いてきました。

 


 メニューは、写真入りです。その中から「もりそば」と「ゲソ天」を頂いてみます。

 注文すると、蕎麦には付き物の、漬物と天ぷらが運ばれました。

 なんと天ぷらまでつくなんて驚きです。

 季節によって材料が変わるようですが、この日は「ゴーヤ」の天ぷらです。

 
 蕎麦の値段も良心的な設定で、もりそばが700円で、大板そばでさえも850円と安いです。

 値段の関係で間違って頼むような方もいらっしゃるようで「板蕎麦が大盛りになります」と説明していました。



 ゲソ天(300円)が先に運ばれました。

 二人分頼みましたが、ご覧の量です。

 個人的な感覚ですが、1人で1人前は、多すぎるかもしれません。

 2人で1人前でも十分と思います。(他にもてんぷらが付いてきますし)

 
 直後に蕎麦も運ばれました。

 「もりそば」と「板そば」板の大きさが違うだけで全く同じです。

 お店の人の説明のとおり蕎麦の量だけの違いですね。



 さて、そばですが、見た目通りに、白い蕎麦で一番粉を使用しているそうです。

 太さは意外にアバウトな感じで太いのもあれば細いのもあって、欲を言えばもう少し揃っていた方が・・・と思うところです。


 一番粉はこんなにも真っ白なんですね。

 正直、山形でこんなにも白い蕎麦は珍しいです。


 つゆは、きりっと辛めのタイプ。

 半分くらいつゆを付けて食べると蕎麦と醤油の香りを楽しめます。

 さらにいつものわさびで、香りを楽しみます。

 
 げそ天は、熱々で柔らかく、量的に多いかなと思いましたが、意外にぺろりと頂けました。

 漬物もボリューム満点だし、安く、お腹いっぱい食べたいときはお勧めのお店ですよ。

  

わらぐちそば
所在地 [地図] 山形県北村山郡大石田町大浦943
電話番号 0237-35-4148
営業時間 11:00-16:00(夏季)/11:00-15:00(冬季)
定休日 水曜日
駐車場 あり
お勧め 大板そば・下足天ぷら
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HPデータ 2013/08

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