伊勢そば


◆山形県東根市 ◆伊勢そば ◆もり天(750円)

新そばの季節と言うことで、予てから行ってみたかった伊勢そばさんを訪ねてみました。

車のナビから予想もしない狭い道路を案内され不安になるも国道13号線から5分も掛からず到着です。

やはり店は新しくなったんですね、できれば古い店の時代に訪問したかったですね。。
(新店舗は若干場所が変わったようです)

 
国道13号線から野田地区を目指します。
ナビがないと、ちょっと分かりづらいかもしれませんね。


時間は12時を少々回ったところ。
広い店内は既にお客さんでいっぱいでしたが運よく一番奥の席が空いておりました。

席に着きメニューを見ると、注文は勘定場で行い番号札を貰ってから空いている席へ座るシステムのようです。
お冷やお茶もセルフサービスでした。

注文は既に決まっています「もり天」です。

もりそばとかき揚げ天ぷらのセットの事を「もり天」と言うそうです。
わりと新しい蕎麦のガイドブックには「もり天600円」とあるのですが、値上げしたようですね。



「27番さんは〜」と定員さんが大勢の客さんに向かって確認します。
「ハーイ!」と手をあげて、運んでもらいます(笑)
混んでたわりには20分ほどで運ばれました。

どん、と置かれた蕎麦を見て、おっ、これが伊勢そばの、もり天か〜っていうくらいインパクトがあります!

蕎麦はどんぶりいっぱいに盛られ、かき揚げは想像以上に大きかったですね〜

写真で見れば分かりますが、肉まんくらいのボリュームありますね。
他に漬物がつきました。

 

さて実食…すでに写真を撮ってるうちに家族は食べてます。

「旨い〜♪」の声に写真も手振れしちゃいます(笑)


噂通り太い蕎麦です。手切りですので不揃いで、太いところは割り箸くらいはありますよ。

付け汁は、きりっとした感じですが出汁効いてて美味いです。

ただ最初からネギが入ってるのはネギ嫌いの人には困りますね。


そばは、啜るというより、噛んで食べる蕎麦です。

一般的に蕎麦はズルズルと音を立ててもマナー違反ではありませんが、ここの蕎麦は皆さん行儀よく食べています。
何故かと言うと、ズルズルと食べたら汁が飛び散ってしまいますからね。
あまりにも太くて硬いので、啜りたくても啜れませんが(笑)


天ぷらは正直どうやって食べたらいいのか迷います。箸を突き刺すのも大変なくらいの硬さがあります。

硬いのをお好みの方はそのまま、ガブリと齧り付いて下さい。ただし歯茎からの出血は覚悟の上です。

私は割り箸が折れないように注意して半分に割り。汁に浸して食べました。

硬揚げの天ぷらが麺つゆを吸い柔らかくなり食べやすくなります。
そして汁も天ぷらの油分も加わって良い塩梅の麺つゆになります。


小さめのどんぶりに盛られたそばですが、見た目より量があるんですね。
噛んで食べるのでそれだけで満腹中枢が刺激されます。
麺食いには自信がある方ですが、後半は結構満足感ありました。


丁度、食べ終えたタイミングを見はかったように、おじさんが無言でさり気無く蕎麦湯を運んでくれました。
まさに雑妙なタイミングです。これが真のサービス、気配りですよね。

150円も値上げかよ。と思って注文した、もり天ですが750円でも私は大満足でした。


長瀞城

下の写真は東根市長瀞地区の写真です。
伊勢そばを食べた後、県道380号線を東根方面へ北進してみました。
2、3キロ移動したところに、長瀞陣屋跡なる、お堀のある一画に出ました。案内板がありました。 
応永年間(1394〜1427年)、山形城主満家の隠居城として築かれ、「雁城」と呼ばれていたようです。


一辺が100M以上もある堀の周辺を一周してみました。現在城内には民家が立ち並んでおりますが
朽ち落ちた蔵があったり、当時を偲ばせる雰囲気は残っております。
お堀では子供たちが釣りを楽しんだり、カモが散歩していたり、長閑なところでした。

 

伊勢そば
所在地 山形県東根市大字野田1779
電話番号 0237-42-3047
営業時間 11:00〜19:00
定休日 不定休
駐車場 あり
お勧め もり天
URL  −
HPデータ 2009/11


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