そばは、啜るというより、噛んで食べる蕎麦です。
一般的に蕎麦はズルズルと音を立ててもマナー違反ではありませんが、ここの蕎麦は皆さん行儀よく食べています。
何故かと言うと、ズルズルと食べたら汁が飛び散ってしまいますからね。
あまりにも太くて硬いので、啜りたくても啜れませんが(笑)
天ぷらは正直どうやって食べたらいいのか迷います。箸を突き刺すのも大変なくらいの硬さがあります。
硬いのをお好みの方はそのまま、ガブリと齧り付いて下さい。ただし歯茎からの出血は覚悟の上です。
私は割り箸が折れないように注意して半分に割り。汁に浸して食べました。
硬揚げの天ぷらが麺つゆを吸い柔らかくなり食べやすくなります。
そして汁も天ぷらの油分も加わって良い塩梅の麺つゆになります。
小さめのどんぶりに盛られたそばですが、見た目より量があるんですね。
噛んで食べるのでそれだけで満腹中枢が刺激されます。
麺食いには自信がある方ですが、後半は結構満足感ありました。
丁度、食べ終えたタイミングを見はかったように、おじさんが無言でさり気無く蕎麦湯を運んでくれました。
まさに雑妙なタイミングです。これが真のサービス、気配りですよね。
150円も値上げかよ。と思って注文した、もり天ですが750円でも私は大満足でした。
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