案内された蔵座敷は二階建てになっており一階部分が客室になっています。
とても贅沢な造りの座敷で、なんとなく偉くなったような気分を味わえますよ(笑)
食事は既に座卓にセットされておりました。
注文したのは、冬期間限定の吸福そばです。
旅館等で良く見かける小さな鍋に汁が温められており、それに蕎麦を入れて熱い汁で頂くようです。
このスタイルも、おばあさんが考えた食べ方だそうです。なかなかのアイディアですね。
鍋の汁は、鳥肉、野菜、ゴボウなど、山形の定番材料を使った汁でした。
この、鍋式つけ汁は、最後まで熱々で頂けるのが、この季節には最高ですね〜
そして蕎麦は、おばあさんの説明によりますと、東根は麩で有名ですが、
その麩のグルテンを1割程蕎麦粉に調合した蕎麦らしいです。
そのために、食べた食感はツルツルした、蕎麦らしからないコシがあります。
温めても多少煮込んでも、切れることなく麺の弾力は蕎麦とは思えません。
驚きの蕎麦ですね!
今日は、おばあさんに、いろいろお話をお聞きしながら想い出に残る昼食になりました。
夏場は、超多忙との事ですが、また来年尋ねて「白蛇」のご利益にあずかりたいと思います。
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