◆岩手県西和賀町
◆湯元温泉 中央食堂 ◆中華そば 大盛(500円+100円)


 こんな所まで、物好きですね~と言われそうですが、実はこちらの旅をして以来
 「ほっとゆだ駅」の周辺を探検してみたくなり、思い切っての遠征でした(笑)

 ラーメン遠征と言うよりドライブメインで、山奥の温泉街を見学する事も目的の一つです。

 
 今回のルートは距離が結構ありますので高速を利用しての走行です。

 国道13号線、雄勝から高速へ上がり、あっと言う間に横手市です。

 横手JCから北上道へ移り、秋田、岩手の県境付近のICから一般道へ降り、目的地を目指します。

 自然豊かで、渓谷があったりして、癒されるところです。
 想像してた以上に山深く、こんなところに鉄道が通っているなんて、あらためて驚きました。

 

   

 案内板に従って「ほっとゆだ駅」を最初に目指します。

 駅の周辺には商店街らしき店もありますが、昭和の時代がそのまま止まってしまったような景観が残っています。

 駅には「ゆ」の暖簾が掛けられ、メインが「駅」なのか「温泉」なのか分からないような感じです(笑)

 温泉、売店があって隅っこに駅がありました(笑)

 時間に余裕があれば入浴もしたかったところですが、今回は断念。

 
 駅前には観光協会的な建物があり、産直品の販売や食堂、そして観光案内を兼ねた施設があります。
 施設内で湯本温泉の場所と食堂をチェックして、さらに移動します。


   


 駅から湯元までは結構な距離がありました。

 とてもきれいな渓谷を眺め左手の吊り橋をすぎると湯本温泉に到着です。

 温泉街を一回りしました。

 狭い路地や寂れた飲食店や昔のまんまの看板や建物などが、自分の琴線に触れるんですよね~

 夜は、きっと雰囲気のある賑やかな温泉街なのでしょうかね?
 
 
 さて、お昼ですが、観光案内所で二カ所をチェックしてきました。
 ラーメン提供店はあることはあるのですが、日中から営業のお店は限定されるようです。
 温泉地なので夜からの営業店は結構あるようでした。

 
 まず最初に、向かったのは、地元で温泉を利用したスッポン養殖がおこなわれており、
 スッポンラーメンが名物でもあるとのことで、元祖スッポンラーメンのお店でもある「ひさご」さんへ向かいましたが、
 残念ながら暖簾がでていません。
 ま~物珍しさと好奇心でのスッポンでしたが、ちょっと安心しました(笑)
 ※西和賀産業公社の売店ではラーメンの他にもスッポンの商品も販売していました。

 
 

 次に向かった先がこちら「中央食堂」です。

 看板には「50年以上守り続けた素朴な味わい」とあります。
 中華そばときのこラーメンがお勧めらしいですね。
 

 入店・・・予想通りの店内に嬉しくなります。

 まさに昭和時代のテーブルと椅子のセットです。

 

 
 ちょうどお昼時ですが、客は他におりません。

 ちょっと気になりますが、とりあえず中華そばの大盛りを注文してみます。

 

 メニューは、温泉街の中央食堂と言うだけあって、オールマイティーなメニューでした。

 麺類以外にもご飯物も充実しています。

 
 壁に目をやると、サイン色紙がずらりと貼られています。

 映画のポスターとサインの日付をみると、映画のロケでいらっしゃったようですね。
 しかしこの店に有名人が揃ったらすごいでしょうね。

 後から思ったのですが、俳優、女優のみなさんは何を召しあがったのでしょうかね?
 聞いてみればよかったですね~



 さて、中華そば完成です。

 醤油の色が濃いスープです。細麺がきれいに盛りつけてあります。

 トッピングは定番の品々で、昔ながらのそのものです。


 スープから頂きましたが、50年間守り続けたスープの味はとても癖のないあっさりしたスープです。
 これは万人向けの味付けて、どこの土地の方でもおいしくいただける味付けです。

 お勧めの「きのこラーメン」のメニューを見たせいか、どことなく醤油の奥にキノコの味を感じます。
 もしかしたら、出汁に使っているのかもしれませんね。


 麺は中華そばらしい、中細麺で、ほぼストレートタイプ。
 茹で加減は若干柔らかめかな~と感じましたが、この辺りではこれくらいが標準なのかな?
 なんて思ったりもしてしまいます。

 


 チャーシューはおいしかったです。

 1センチくらいはある分厚いチャーシューで、柔らかくて味も染みていて、おいしかったです!

 それからメンマも歯ごたえよくておいしいですよ。
 長めにカットされており味付けは薄味で控えめですが、なかなかおいしいメンマでした。


 大盛りの麺量は食べた感じで200グラムプラスちょっとくらいでしょうか
ね…

 途中、胡椒などを足しながら味の変化を楽しみながら完食です。

 
 中央食堂を後にして帰路は、折り返しでは詰まらないので北上方面から帰宅しました。

 錦秋湖が道路から見えました。とても景色も良く交通量も少ないので最高のドライブコースかも知れませんよ。

 今日の走行距離はどれくらいでしょうか?結構走ったな~

 

中央食堂
住所[map] 岩手県和賀郡西和賀町湯本30地割25
電話番号 0197-84-2609
営業時間 11:00~19:30
定休日 なし(元旦)
駐車場 店の前に数台
お勧め 中華そば・きのこラーメン
URL  -
HPデータ 2011/09

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