◆宮城県東松島市
◆支那そばや ◆醤油らーめん(750円)


ラーメンファンなら知らない人はいないと思いますが、ここ支那そばやさんは、
あの有名な、支那そば屋「佐野実」氏の、お弟子さんの店のようです。
山形にも千石やと言う店名で、お弟子さんの店がありますが、こちらの店は、店名が「支那そばや」ですので
暖簾分け的なお店なのでしょうかね。。


過去に48号線沿いを通った際、場所だけは確認していたのですが、
今日はうっかり見落としてしまったようでUターンしての訪問でした(笑)

店の外観は、たくさんネットで紹介されているそのまんまの店構えでした。
白い暖簾をくぐり風除室にある発券機で食券を購入し、定員さんに手渡すと席に案内してもらえます。



店内はコの字のカウンターのみです。席数は20弱でしょうかね。
コの字の中央が厨房になっていて、客席からすべて見渡せます。
この厨房はある意味絶対的な自信がなければ辛いでしょうね~


スタッフは、店主の他に若い男性が2名。
お弟子さんか?跡取りか?そんな雰囲気ですね。

厨房の正面には師匠の佐野実氏をまるで神棚にでもお祭するかのようにポスターが貼ってあります(笑)


厨房の奥が仕込み室のようで、豚げんこつが山のように積まれ仕込み待ちの状態のようです。
相当素材も吟味し、惜しみなく使っているようです。

店主は、テレビで知る、師匠の佐野さんとは違って物静かで優しそうな方でした。
無駄のない動きでラーメンを作って行きます。



醤油ラーメン完成です。
(他にもメニューは限定品など含め魅力あるものばかりです。詳細はHPからご確認を)

まさに「支那そば」という風なシンプルな盛りつけです。

大きなチャーシューに濃いめの色のメンマ、ネギと海苔のみのシンプルなトッピングです。

青ネギが色鮮やかさを添えています。


さて、やっと、支那そばやの醤油らーめんが食べられます。

スープは、一瞬鶏を感じますが追って豚骨の風味が支配します。
そして醤油タレをきりっと効かした味です。

とても美味しいスープなのですが、最上地方には無い味だと感じます。


麺はもちろん自家製麺。細麺のストレートは支那そばやの定番のスタイルです。

麺打ちにはモンゴルのカンスイが使われているそうです。

そのカンスイで打たれた麺はかすかに中華麺特有の香りがしますが、
さすがにイヤな臭いではなく食欲をそそる中華麺の香りです。

細麺は喉越し良くコシもあり、そしてスープを良く吸い上げてくれます。
麺量は160グラムと標準的な量でした。


チャーシューは、注文が入ってから、その都度ロールチャーシューを包丁でスライスしトッピングされます。
熱々のスープに浮いたチャーシューは脂身部分が一層ジューシーになり美味しいです。


メンマは一手間かけた一品で、色濃く味のしみた柔らかなメンマです。
この仕上げは、きっと好みが分かれると思いますね。


ニューウェーブ系のラーメンの味に慣れ親しんでしまった今となって、この支那そばは、逆に新鮮に感じます。

昔からあった「支那そば」ってこんな味だったんだろうな。(違いますよね…笑)


支那そばや
所在地[map] 宮城県東松島市赤井字鷲塚11
電話番号 0225-83-3620
営業時間 11:30~15:00(日は14:30まで)
定休日 水曜日
駐車場 あり
お勧め 醤油らーめん
喫煙 不可
URL http://shinasobaya.web.fc2.com/
HPデータ 2010/05

戻る