◆東京都文京区千駄木
◆TETSU ◆特製つけめん(1,000円)

 過日ニュースでつけ麺で有名な「六厘舎」が、行列等の苦情から閉店したという記事をみました。
 ラーメン好きには大変残念な事ではありますが、世間一般的に考えればやはり仕方ない事なのかと思ったりもします。
 最近はそのような行列の迷惑など心配ない?テーマパーク的な集合ラーメン店が多くなりましたが、
 嬉しいような寂しいような複雑な心境ですね。


 前置きが長くなってしまいましたが、今回訪問したラーメン「TETSU」さんは、六厘舎@大崎の店主に
 アドバイスを受けて完成したという「つけ麺」なのだそうです。
 開業して5年(2005.8)で既に行列店の仲間入りを果たした実力店です。
 夜の部は店名が「はじめ」に変わり、別の顔を持つお店でもあるようです。


 TETSUさんは品川の麺達内にもありますし大宮の102などネクストブランドでも営業展開しているようですが今回は
 文京区千駄木にあるTETSUさんを訪問してみました。



 JR西日暮里駅から歩いて10分もかからない場所にありました。

 昼の部終了間近で小雨も降る中、まさか並んではいないだろうと思ましたが6、7人の行列がありました。
 さすがは人気店ですね。

 表にある券売機より食券を購入し並んでいると、スタッフが注文の確認と好みのオーダーを取ってくれます。

 外から見てざっと店内の客席数は10席もないようです。なかなか行列も進みません

 同行者との会話も途切れた頃、やっと案内されました。


 店はやはりカウンターだけの客席でした。すでに注文していますので、出来上がりは早かったです。

 最初に、つけ汁がカウンターに置かれ、その後、麺が完成しました。
 つけ麺と言えば「浅草開化楼」http://www.kaikarou.jp/front/bin/home.phtmlというくらい有名な製麺所がありますが
 TETSUでも浅草開化楼の麺を使用しているようですね。



 麺量は普通(並盛)が200グラム、大盛りは50円増し
 特盛りは100円増しで麺量は200→300→400グラムとなるようです。

 熱盛りというのもありますが、私が食べたのは熱いつけ汁に冷たい麺です。


 汁は想像通りのこってり魚粉系です。
 「特製つけめん」なのでチャーシュー、メンマが倍量と煮玉子が汁に入っております。

 つけ麺の麺には限定の「強麺」もあるようですが、すでに売り切れでした。
 写真はノーマルの麺ですが、太さは割り箸くらいあります。そして緩やかにウェーブのあり、しっかりした麺です。

 これ程インパクトある麺ですから、さすがにつけ汁も負けてはおりません。

 動物系のこってりした甘みと、魚介系の旨味成分が太麺に絡んでクリーミーで美味いですね~


 次にトッピングですが、チャーシューは、大きくザックリと切られた肉塊でとても柔らかで
 肉本来の旨味につけ汁も絡みそれだけでも立派な料理と言う感じです。
 メンマも今風の極太の仕上げと思いきや意外にも薄く仕上げた昔風です。

 煮玉子はしっかり味が染みており、半熟加減も絶妙です。


 200グラムは足りないかと思いましたが、食べてみると結構、満腹感があります。

 最後はスープ割です。

 TETSUさんではスープ割の際に秋田名物のわっぱ汁のように「焼き石」をスープに投入して
 熱々で頂けることでも有名になりましたが、現在は「鉄」で温めるようですね。

 興味もありましたが、この度はポットからの割スープで汁を薄めて頂きました。
 丼の底に魚粉でしょうか?多少ざらついた骨粉状のものが口に残りましたが久々の完食です。

 また底に小さなナルトが張りついていました。
 ラーメンのシンボルとも言えるナルトが汁に沈んでいたようです。
 折角ですので麺に上げて出したらいいのにな。

  

TESTU千駄木店
住所【地図】 東京都文京区千駄木4-1-14
電話番号 03-3827-6272
営業時間 昼の部11:30~15:45(材料切れにより早仕舞い有り)
夜の部18:00~23:00
定休日 無休
駐車場
お勧め 付け麺
URL http://plaza.rakuten.co.jp/tsuketetsu/
HPデータ 2010/08

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