■山形県尾花沢市 道の駅 ねまる
■食事処 ねまる ■昔ながらの醤油ラーメン(600円)
 
 道の駅の愛称「ねまる」ですが、地元人なら意味が分かるでしょうが、思いきった愛称にしたものですね(笑)
 でも最近、方言をローマ字表記にしてお洒落な感じで使っているお店や施設も多い気がします。

 さて「ねまる」は俳人松尾芭蕉が東北・北陸を巡る旅「おくのほそ道」行脚のさい詠んだ句に

 「涼しさを 我宿にして ねまる也」という句があるそうで、「ねまる」とは方言で座る事を言いますので、
 ゆっくり座って休んで下さいと云う、もてなしの気持ちを込めて命名したらしいです。


 ここは、産直コーナーが充実していて、季節の山菜や野菜、加工品などを見て歩くのも楽しいものですよね。
 駐車場も広いのでよく立ち寄る道の駅の一つですが、ねまったのは初めてです(笑)



 食事処「ねまる」さんは、お土産売り場の一画に間仕切りされたスペースにあります。

 入り口に券売機があり食券を買ってカウンターに注文するセルフ形式のお店です。

 実は、メニューを見るまでは「尾花沢といえば、蕎麦でしょう」と言うことで
 「天ぷらそば」と決めておりましたが、メニューを見るとラーメン重視のレイアウトです。

 しかも券売機では左上のポジションになんと「ラーメン」があります。

 壁のメニュー表は右手筆頭に「昔ながらのラーメン」とあります。

 これでは、誰だって心変わりしますよね(笑)

 ラーメン600円券を購入して厨房カウンターへ・・・


 暫らくして「ラーメンでお待ちのお客様」と完成の合図があります。お盆ごといただいてきます。

 これが道の駅ねまるの、昔ながらの中華そばです。

 見た目は標記の通り昔ながらって感じがしますが、背油が少し浮いているところは若干今風かと・・・。

 スープはとてもシンプルです。背脂の効果を感じないほどあっさり系です。

 もう少し出汁を強めたほうが美味しいのかな?と独り言…。

 
 麺は多分地元の製麺所製品を使用していると思います。どこかで食べたことのあるような麺でした(笑)

 形状は中太で若干縮れています。黄色みをおびた麺で、食感はもっちりした麺です。

 トッピングは、標準的なものですが、ネギがたっぷりで嬉しいですね。

 
 チャーシューは独特なもので、煮豚式のチャーシューではないようで、肉の周辺は、しっかり歯ごたえがあり、
 香りも感じるので、本格的なチャーシューでした。確かに美味しいのですが、バランス的には
 一般的なモモ肉チャーシューのほうが、昔ながらって感じがするかも知れませんね。

 肉好きな方には、チャーシュー麺もお勧めかも知れません。

 メンマは瑞々しくて柔らかで美味しかったです。メンマの香りも自然でよかったです。

 何か物足りなさを感じる所が「昔ながら」といえばそれまでですが、もう一ひねり欲しいラーメンでしたね。


 
 こちらは同伴者が食べた、特製つけ麺です、どんな付け汁かと楽しみしていましたが、
 極普通の中華系付け麺でした。
 トッピングも中華蕎麦と共通のようで、こちらの麺は冷やしてあるので、中華そばと比べると
 数段コシも強く美味しいですが、付け汁にもうひと頑張り欲しいところです(右下)

 次回は、初志貫徹「天ぷらそば」を通したいと思いますが、宣伝してた豚骨味噌も気になりますね〜(笑)

つけ麺用つけ汁

道の駅 ねまる
所在地[map] 山形県尾花沢市芦沢1195番地1
電話番号 0237-24-3535
営業時間 9:00〜19:00 (冬期間は、9:00〜18:00まで)
休業 年中無休
駐車場 あり
お勧め 中華そば
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HPデータ 2011/07

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