山形市の千歳山の麓にあり平清水焼で有名な閑静なところです。

八幡屋さんへは過去に二度ほど訪ねましたが、不遇にも臨時休業？だったようです。
さて、このたびも定休日ではありませんが、ＧＷの真っ直中ということもあり、恐る恐る訪ねました。
開店時間前、店頭に、ご主人の愛車が停めてあり、玄関も開け払っています。
開店準備中のようです。今日は間違いなく営業日のようです♪

時間まで通りの先にある七右エ門窯に行ってみました。
桜の花が見事で周辺を散策するには風情がありとても良いところです。

さて、１１時の開店時間にあわせて再度八幡屋さんへ向かいます。

初入店です。
店内は小さな４人掛けのテーブル２卓と壁側に２人用テーブルが１卓あります。

メニューは壁に貼ってありましたが、中華そば１本勝負です。
夏期間は冷やし中華もあるようですが、現在はまだ行っていないそうです。

お店の雰囲気やインテリアも昭和の香りがします。

店主に中華そばを注文すると、奥からお爺さんが、漬け物を運んでくれました。

ネギを刻み、麺上げの音がすると、間もなくして中華そばが運ばれました。

想像していた通り、昔ながらの中華そばです。

昔ながらの形の丼に、チャーシュー二枚、メンマ、板蒲半切れ、小さめの海苔に胡椒が振ってあります。

スープは薄い醤油色をしています。薄口しょうゆを使っているようですね。

写真を撮っていざ実食。

レンゲはカウンターに用意してあるようですが、あえて丼を口に運んで頂きました。

スープの色は薄いですが、出汁がしっかりしているので、実に味わい深いスープです。

麺は極普通の麺ですが、もっちりして、弾力感のある麺です。
絶賛する程でもないのですが、スープとのバランスもよくおいしい麺です。

トッピングのチャーシューは小振りですが、味がしみていておいしいです。
それとメンマはコリコリして歯ごたえ最高です。

蒲鉾は別になくてもいいのですが、できたらナルトの方がイメージに合うのかなと・・・。

何だかんだ言いましたが、久々に完食でした。

箸を置いてからもついついスープを飲んでしまうこの美味しさ。

流石は、山形の東の砦と言われるお店ですね。