前々からチェックしていたお店ですが、場所が不明でした。
一度は見当つけて尋ねてみたのですが発見できずに空戻り…。
二度目は、無事に辿りつきました。しかし時間的に偵察だけして帰宅。
そして今回一念発起して伺った次第。
前回尋ねた時は真冬でしたので、湯気がもうもうと立ち込め、 傾斜のきつい道路には温泉が流され消雪されていましたが若干緊張します。 しかし、この季節は新緑も綺麗で秘湯的な雰囲気のある温泉郷でありました。
店の正面には、足湯(無料)があり食前や食後に楽しめます。
また店の奥には、神社もあるようです。
店内は丁度満席で、玄関先のベンチで待つ事数分。
玄関からは、ガラス越しに麺打ち場や調理の様子も見渡せます。
さて案内されました。 店はそれ程広くはなく、テーブル席が8席程と、小上がりが3卓あります。
所狭しく飾りものや、有名人のサインなど展示され、頑張ってる感が伝わってきます。
注文は、写真入りのメニュから、自分は基本メニューの板そば850円と 同行者は鴨つけ汁板そば1,000円を注文。 周りを見渡したところ…鴨と板で人気は五分五分のようです。
運ばれました。
板そばには天ぷらまで付いてきました。
茄子、ピーマン、カボチャの三品です。 他にもゴボウのきんぴらなども付いてきました。
これで850円ですから、お得感があります♪ そばは、若干挽きぐるみも入っていますが、白っぽい蕎麦です。
自分の好きなそば屋さん「重作そば」と似ているような蕎麦です。
香りも良くて、形状的にもとても食べやすくとても美味しい蕎麦です。
つけ汁は、鰹の豊潤な香りがする上品で円やかです。
これは進みますよ〜
壁に蕎麦の食べ方の指南が貼られていました。
蕎麦のみ→つゆ→薬味を入れて…は知っていましたが、
ワサビを蕎麦に絡めて食べるのも普通にやっていますが
最後に蕎麦湯に蕎麦を入れて温そばで楽しむのはやった事がありませんでした。
せっかくの指南ですので、蕎麦をひと箸残して蕎麦湯で割ったつけ汁で蕎麦を頂くと… 温そばはこんな感じなんだな〜と分かります。
そばは完食するまでの楽しみ方が沢山あって実に楽しいです。
こちらは、鴨南蛮のつけ汁です。
熱々ですが油のコーティングため湯気すら立っていません。
味見したところ、鴨脂と和風鰹出汁風で甘味があり、 目をつぶって食べるとラーメンのつけ汁とも似ているような感じです。 鴨肉は片栗粉で下処理していて、トロッとした食感です。(これは賛否あるかも) 肉団子も入っており、具だくさんで食べ応えもあります。 蕎麦の量もまずますですが、空腹時なら大盛りをお勧めします。
お店は、国道から閉園した鳴子植物園を過ぎ暫く道を下ってJRの高架をくぐると目の前にあります。
秘湯&蕎麦で休日を楽しんでみてはどうでしょうか。