最上管内の方なら、移転前は市内に店があったという事は知ってると思います。
　女将さんの話では山形新幹線が開通した年に今の場所に移ったそうです。
　13号線に移転後は初訪問ですが、通る度に気になっていたお店でもあります。
　

　ちょっと遅めのお昼での訪問。先客は一組のみ。
　店内はすべて小上がり席で落ち着いた雰囲気があります。
　座敷の窓からは広々した雪原とその先には雄大な神室連峰が横たわっています。
　
　さて注文ですが、女将さんより『今の季節のお勧めは「鴨」が旬で美味しい』との説明を頂きました。
　ならば、と言うことで、鴨南ばんと、鴨ざる。それと板そばを注文してみました。

　壁に貼ってあった「かいもち」のメニューも美味しそうですね。

　さて、運ばれました。

　注文してないのに、ゲソ天と茄子の天ぷらが運ばれました。

　なんと、こちらの「板そば」には天ぷらが付くんです♪

　知らない方は間違ったのかなと思うかもしれませんが、これは嬉しい一品ですよね！

　蕎麦が運ばれる前に揚げたてを頂きます。

　天つゆも別皿で付きますので熱いうちに頂きましょう。

　茄子の天ぷらって、こんなに甘味があるのでしたっけ？

　美味しいですね、勿論ゲソ天も美味しいです！

　そして蕎麦が運ばれました。

　写真の蕎麦は（大板）1,000円です。

　メニューに書かれていましたが、板そば以外は細打ちという事なので、
　太い蕎麦を想像していましたが、丁度良い太さです。

　田舎そばというだけあって、色の濃い蕎麦です。

　茹でたては、キラキラ輝き本当に美味しそうですよね〜香り、コシ、申し分ありません。

　そして、こちらが（上）「鴨ざる」です。細打ちの蕎麦を熱々のつけ汁で頂きます。

　そして、こちらが（右上）がＪＲのポスターで紹介された「かねきの鴨南ばん」です！

　味見をしましたが、どちらも美味しかったですよ！

　特に鴨肉が、肉厚で、シューシーで、柔らかで、美味しかったですよ〜♪

　この季節は、お勧めのメニュー間違いありませんネ！

　
　鴨ざるの細打ちの蕎麦も頂いてみましたが、これもなかなかしゃきっとした食感で良かったですよ。

　板そば以外は、細打ちのようですので、細打ちが好みの方は「ざる」650円をお勧めします
　
　お土産品として、蕎麦粉や生そばも販売しているようです。