ガイドブックで、店名と「茶そばの店」という事は知っていましたが、
　お店の場所は知りませんでした。
　調べたところ、地元民しか分からないような、入り混んだ路地にありました。
　
　開店時間の11時を過ぎていたのですが、尋ねてみると11：30分との事。
　ガイドブックには11：00とあるじゃないですか。と、少々納得できませんが、
　準備中なら仕方ありません。時間を調整して仕切り直しです。

　店の前で待っていると、ジャスト30分に暖簾が出されました。
　開店時間が変更になったんでしょうかね。

　さてこちらの新国亭さんは、調べてみたところ、歴史のあるお店のようです。

　昔は寄席だったようで大正10年にそば屋さんに転業したとあります。

　かれこれ90年以上の歴史があるんですね。

　
　元祖茶そばの専門店という事で国内産の厳選したそば粉に宇治の抹茶を使用した蕎麦らしいです。

　店内に入ると、正面に大きな屋号の書が飾られています。
　歴史を感じさせる額です。他にも相当古い写真などが飾られてありました。

　客席はテーブル席と右手奥に小上がり席が二か所あります。

　さて注文ですが、私はシンプルにもりそば（大盛）を注文。お値段は550円+100円

　因みにざるそば500円でした。刻み海苔の差額が50円という事ですね。

　後から思いましたが、茶そばの香りを楽しむのであれば、海苔は不要だったかなと・・。

　
　さて運ばれました。高級感あるせいろに盛られています。

　茶そばの緑色がとても鮮やかで綺麗です。

　蕎麦からはお茶の香りがして、和を感じます。

　
　汁は甘めです、啜った時の茶の香りと汁の甘みは、なんとも言い表せません。

　蕎麦は丁度食べやすい太さで、個人的にも良い感じです♪

　
　きざみ海苔は不要かなと思いましたが、海苔の香りが加わると、また一段と香り高くなります。
　考えてみれば、お寿司にお茶が合うように、合わないわけがないですね（笑）

　大盛りで頂きましたが、女性でもペロッといけそうな量ですので、迷わず大盛りで注文しましょう。

　そしてこちら（上）は、新国亭さんの人気メニューの一つである、カレーそばです。

　そば屋さんのカレーって和風でほっとする味ですよね。
　毎週金曜日がカレーデーという事で、メニューも拡大されるようです。
　カレーファンには嬉しい設定だと思います。

　他にも水曜日が麺’sデーという事で雑穀米のおにぎり2個サービスだそうです。
　月末には蕎麦の日という設定で、季節の小鉢などのサービスもあるようですので、要チェックですね！

 

　そして、こちらがお店の一番人気のメニューの｢天ザル｣1,200円です。

　天ぷらの盛り合わせと、茶そばのセットです。

　
　そして、デザートには、そばプリンです。
　新庄東山焼きの茶碗に入ってきました。
　名前は「プリン」ですが、プリンと言うよりも、和菓子のような味わいでした。
　黒みつときな粉をかけて頂くようです。
　女性には人気のメニューらしいですよ。