■天童市
■こだわりのそば 楓

 出張先、天童でのサラメシ。
 いつも同じ蕎麦屋さんじゃ詰まらないと思いスマホで検索してみると
 評判のよい蕎麦屋さんを発見!
 「隠れ家的」というところも気に入りました。

 お店は、隠れ家と言う事だけあって、少々分かりづらいのですが、市内のど真ん中にあります。
 国道13号線から市内へ入り、老野森という地名のようです。

 11時に開店のはずですが、まだ暖簾がでていません。
 まさか臨時休業?と不安に思った瞬間。
 風に乗って、かつおぶしのいい香りが漂ってきます。
 そうこうしていると、中から、店主が現れ暖簾を掛けました。


 お店は立派なお屋敷で、事前調査なしでは躊躇してしまいそうな敷居の高さを感じます。
 門を潜ると玄関までのアプローチは小さいながらも日本庭園そのものです。
 雪囲がされていますが、それもなかなか絵になります。


 立派な家ではありますが、民家でもありますので、玄関から先は普通の和室ですが
 窓辺から、庭を見渡せる、なんとも贅沢で心なごむ客室です。

 ご主人に「鴨板」1,100円を注文すると、
 「是非大板で食べてみてください」「十割ですから絶対美味しいですから・・・」と。
 
 では、せっかくのお奨めなので、「鴨大板1,400」円を注文してみました。
 厨房は客室の逆側にあるようで、物音ひとつせず、静かに待ちます。


 運ばれました。
 熱々の鴨の付け汁に、十割の手打ちそばです。
 
 ご主人曰く、大板は330グラムあるそうで、一般的な、ざるそばの二倍以上の量とのことです。
 季節柄、勿論新そばでしょうが、蕎麦の香りは十割だけに十分に香ります。
 製法の違いなのか、つるつるした食感があり、啜ったときののど越しが最高の蕎麦です。


 つけ汁は、独特な鴨脂の香りに、柑橘系の香りが特徴です。
 鴨に、ネギは付きものですが、大きめに切ったネギには少し火を通しています。
 バランスが絶妙で美味しいですね〜

 蕎麦を浸して啜れば、鴨の出汁+爽やかな香りで、いくらでも食べれそうです。
 330グラムある蕎麦もつるりと食べてしまいました。

 最後に蕎麦湯も頂きましたが、一番釜の為、ほぼ白湯状態だったのが残念。
 今回食べた、メニューの他に「そばさし」や「鰊」も、お奨めのようです。  


こだわりのそば 楓
所在地 [地図] 天童市老野森1丁目9-10
電話番号 023-653-4018
営業時間 11:00〜
定休日 水曜日
駐車場 あり
お勧め 鴨大板
URL  −
HPデータ 2016/12

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