■天童市
■吉里吉里 ■ざるそば 牡蛎豆腐


 いつだったかテレビで紹介されてから、そのうち訪ねてみたいと思っていたお店です。

 場所は分かりづらいのですが、ナビで一発検索できます。

 案内に従って、国道13号から天童市内へ入り跨線橋を渡ります。

 正面には、真っ白で雄大な月山が眩しいくらいに輝いていました。


 天童は雪もないし、やっと春が来たな〜と感じます(笑)

 免許センターが見えてくるとその手前の信号から、高擶(タカダマ)地区へ右折します。

 電柱に店の看板が出ていますのでチェックです。

 案内のある通りは、黒塀で囲まれた屋敷が多く、見越しの松などがあったり歴史感ある街並みです。

 そして、通りからさらに左折してしばらく進むと左手にお店が見えてきます。


 テレビで見たまんまの古民家です。

 白い暖簾をくぐり店内へ入ると、お勝手や座敷を改装した実に味のある空間です。

 左手には重厚な蔵の扉が開いています。
 右手が座敷(客席)になっていました。
 座敷といいましてもすべてテーブル席になっており、
 ドラマでよく見る幕末のハイカラな部屋のような雰囲気があります。


 それから目を見張るのは、オーディオセットです。

 詳しくは知りませんが、あのスピーカーは格外の値段だったような・・・。
 それから真空管アンプなどもあったようです。

 その高級オーディオセットからは、暖かみのある音が静かに流れておりました。


 テーブルに置かれた小さなアルバムに手書きのメニューがあります。

 その中から、もりそばと、牡蛎豆腐を注文してみました。

  ※メニューは主なページだけ紹介しています。


 直ぐさま、牡蛎豆腐が運ばれました。

 一瞬、抹茶のお菓子?と思う色と形です。

 一緒に添えられているのは、葉ワサビのようです。

 
 匂いは特に感じませんでしたが、口に含んだ瞬間、濃厚な牡蛎の香りがします。

 食感がねっとりしていて、まるでウニか、あんきものような感じです。
 味は牡蛎なのでしょうが蟹味噌にもにたような味がします。
 この抹茶色は、牡蛎の肝の色なのでしょうかね。。

 値段も手頃ですので、是非食べてみてください。

 これは、お茶ではなく、絶対日本酒味わってみたい一品です。


 さて、蕎麦が運ばれました。

 木製の器にザルを敷いてある専用の器のようです。

 蕎麦は・・・形状的には中細で食べやすく、強烈なコシもなく、本当に食べやすい万人向けの蕎麦だと思います。

 最後の締めはそば湯ですが、なんと鉄瓶に入れてあります。

 店の雰囲気といい食器類などセンスも良く、店の立地的にも隠れ家的な雰囲気もあるので、
 ついついお客さんを案内したくなるようなお店です。

 食べるだけでなく、雰囲気を楽しめるお店って満足度は高いですよね。

  

吉里吉里
所在地 [地図] 天童市大字高擶北137-4
電話番号 023-655-5670
営業時間 11:00?15:00
定休日 木曜日(祭日の場合営業)
駐車場 あり
お勧め ざるそば・牡蠣豆腐
URL http://sobakirikiri.blog.shinobi.jp/
HPデータ 2013/03

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