千太郎さんの評判を耳にし、下調べの為に訪ねた事もありましたが一度目は発見できず。
　二度目は、玄関の暖簾を発見し、何とか断定完了！
　そして、今回やっと訪問できました。
　
　場所は、奥羽本線羽前豊里の駅前です。
　正直、三度目でしたが危うく通り過ぎるところでした。
　（駅自体も駅には見えない建物なので見落とさないよう注意です）

　周辺に千太郎さんの案内板も有りませんし、店に幟等の目印もありませんので
　一見して直ぐにお蕎麦屋と分かる人はいないでしょう。
　暖簾と控えめに営業中の看板が目印です。

　

　古民家を再生した店と聞いていましたが外観はモダンな建物です。
　玄関に入っても古民家らしいところはみあたりませんが情報通り雰囲気のあるお店の予感がします。
　
　客室に入ってみると、広い空間に囲炉裏と薪ストーブがありました。
　大半はテーブル席ですが座卓もあります。
　また、奥の方に床の間のある座敷席もあります。
　趣味のよい暖簾でプライバシーにも配慮され、とても居心地のよい空間です。

　
　今日は運転手付きなので、久々にお酒も頂いてみました。

　店主が高木酒造の朝日鷹ですと説明し冷蔵庫で冷やされた酒器に目の前で注いでくれます。

　
　注文は、「天ぷら700円」と「もりそば800円」をお願いしました。

　薪ストーブに火がともり…ゆっくりした時間が流れ、それだけで癒される感じがします。
　
　天ぷらが運ばれました。綺麗に盛り付けされています。

　材料は季節で変わると思いますが海老が２匹も付いています。
　その他、「ムカゴ」と枝豆のくし天や「イチゴ」の天ぷらなど初めて見ましたが面白いですね。

　季節柄、ふきのとうの春の香が印象に残りました。

　付き出しの昆布巻やお新香で、朝日鷹を堪能していると蕎麦も運ばれました。

　大きなお皿に盛りつけられ、普通でもボリューム満点です。

　先日東京で食べた蕎麦の倍の量はあるでしょうね♪

　
　蕎麦のタイプは、更科系でもなく田舎でもなく、適度に星も入る丁度良い配合で自分好みの蕎麦です。

　こんなに美味しくて、良心的な値段の蕎麦を是非、東京の人にも味わってもらいたいものです。

　

　予約制？かも知れませんが「鮭川そば御膳」なる料理もあるようです。

　ちょっとしたお客さんを招待するには最適なお店だと思います。

　
　正直ここは穴場です。
　教えたくなかったけど、紹介しちゃいました（笑）