さて元祖十文字ラーメンの完成です。
十文字ラーメンの特徴の一つにどんぶりがありますが、ここマルタマさんも、小さな支那丼で
一層、昔ながら感を感じさせます。
スープは動物の出汁を一切使ってなく、魚介のみのスープだそうです。
見事なほどに透き通ったスープからは、魚介のうま味を感じ、物足りなさは全く感じません。
しかし考えてみれば、昔からこのスタイルだとすれば、海が近いわけでもなく、
逆に山間部なので、鳥や豚などの動物系を主体にと考えるのが普通だと思うのですが、
何は面白いルーツがありそうですね。
麺は、もちろん自家製麺でしょうが、十文字らしい細麺の縮れ麺であり、
食べた時のざらつき感は何ともいえない食感です。
超あっさり系のスープにはこの手の縮れ麺がぴったりあいますね。
トッピングの「麩」は秘密の県民ショーで紹介され、すっかり有名になりましたが、
元祖十文字そばのマルタマでももちろん麩がトッピングしてあります。
あくまでも脇役なのでしょうが、テレビで見て以来随分ランクアップしたような気がします。
他にはチャーシュー2枚、紅白カマボコ、メンマです。
シンプルなのですが、美味しいですね~
やはりこれは、バランスなのでしょうね。
中華のお値段は500円、量的には男性には物足りない量かと思いますので大盛中華600円をお勧めします。
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