◆秋田県横手市十文字
◆丸竹食堂 ◆中華そば(450円)

 大曲からの帰り道、ちょっと寄り道して十文字そばを頂いてきました。

 秋田十文字はお隣の県になりますが、最上管内からの所要時間は2時間もかかりません。
 十文字ラーメンの歴史は知りませんが地名を冠するラーメンなのでそれなりの歴史もあるようですね。
 十文字で一番の老舗であるマルタマさんは操業は昭和○年といいますからご当地度は相当高そうですね。

 十文字ラーメンの御三家があるようです。
 ガイドブックからの情報ですが、過去に食べている「三角そば」そして今回紹介する「丸竹食堂」
 それに「マルタマ」が御三家らしいです。
 山形県内のラーメン好きなブロガー皆さんでさえ、やはり他県となると情報不足のようですね(笑)
 十文字ラーメンを知らないと言うことなので、一番の老舗のマルタマさんを紹介したいと思いましたが…
 なんと、訪問してみると休業日の看板が…(汗)


   
   

 それではと、進路を変えまして二番手候補の中華そば専門店の丸竹食堂さんを紹介します。

 過去に食べた三角そばや本店のすぐ近くだったとは知りませんでした。

 本当に、目と鼻の先なんですね。ちらっと覗いてみたら転居した旨の貼紙がありました。


 さて、丸竹食堂ですが、玄関先の和の雰囲気が老舗の貫禄というか、高級感を感じさせます。
 本物の竹が玄関先に飾ってあり、一見、ラーメン屋さんには見えませんね。

 開け放ってある玄関から中へ入ると、昭和の香りがしました。
 店内は昔の食堂そのものの佇まいで、地元民と思われる方が自然な感じで食事をしています。
 時間がゆっくり流れているそんな感じがします。

   
 

 暖簾にも「専門」と謳っておりますが、メニューを見ても紛れもなく中華そば専門でした。
 450円の中華そばを注文しました。

 あっと言う間に中華そばが運ばれました。


 
   

 どんぶりのそこまで見えるくらい透明感あるスープに十文字の極細麺が泳いでいるのがはっきり見えます。

 どこかでこんなラーメン見たな?と考えると米沢の米沢のかわにし食堂高畠町の志づ美でしたでしょうかね。。

 麺の形状他、正直スープの味もあっさりして似ていると思います。


 麺は極細で縮れており、箸で麺を数本摘んでするするとスープを吸い上げて美味しく頂けます。
 麺自体は小麦の香りが結構します。素麺の縮れたバージョンみたいなそんな印象でもあります。


 トッピングもシンプルで上品です。

 麺とのバランスに合わせ、全ての素材を薄く細く仕上げてあります。

 でもこれは決してケチってる訳でなく全体のバランスを考慮しての事であろうと思います。

 「十文字そば」は、地元の方々が何十年と食べ続けた味であり、この味は
 十文字のソウルフードみたいなものなのだろうと感じたところでした。

   
   

 上は三角そばの旧本店。丸竹食堂と目と鼻の先でした。過去に訪問した三角そばやの写真が(右上)です。
 間違いなくおなじお店のようです。
 玄関先には移転の案内があり現在は国道沿いに立派なお店が建っておりました。(写真右下)

 写真左下は休業日であったマルタマさん、一番の老舗のようですが、お店は新しいようです。
 元祖十文字中華そばと看板にありますので、次回は必ず食べてみなければなりませんね!

   

丸竹食堂
住所[map] 秋田県横手市十文字町本町7-1
電話番号 0182-42-1056
営業時間 11:00~19:30
定休日 木曜日
喫煙 全面可能
駐車場 あり
お勧め 中華そば
URL  -
HPデータ 2010/09

 
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