見た感じでは、お店で過日試食させて頂いたラーメンと同じです。
さて実食。スープは、この前のラーメンと同じく動物系に魚の味をプラスしたもので、
コッテリに魚介の風味をうまくミックスしたスープで美味しいですね〜
気のせいかもしれませんが、前回より更にコッテリ感が増したように感じました。
それから魚介系からの旨味というか甘味が強くなったように感じましたね。
ラーメンもさることながら、西郷屋さんのラーメンどんぶりがいいですね〜と良く耳にします。
電話番号の局番でも分かるように、それだけでも古いものと分かります。
同級生の店主には内緒ですが今回は、ドンブリの裏表を特別にご覧にいれます(笑)
中央の雷門に囲まれて「大清乾隆年製」とあります。
調べてみますと、中国・清王朝最盛期、乾隆帝(愛新覚羅弘暦 在位1735〜1795年)の時代に作られたドンブリということになります。先日骨董屋さんで買ってきたラーメンどんぶりにも同じ印がありましたが、これらの古い支那丼には必ずついているようです。
それから「耐酸」とありますが、これは鉛を含んだ釉薬を使用していないという表示であり「無鉛、耐酸釉薬」を使っていますと言う、今で云うならばJISマークみたいなものなのでしょう。それから耐(366)酸と数字がありますが、これは、ドンブリに絵付けした会社の番号らしいです。この番号を照会すればどこの会社で作ったのか分かる仕組みとなっているようです。
どんぶり一つとっても、なかなか奥が深いですね〜ちなみに我が家の絵付けやさんの番号は115でした。
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