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◆山形県最上郡最上町 |
◆西郷屋(その5) ◆天ぷらそば(600円) |
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開店時間は11時でしたね。裏玄関より開店を待っての入店でした。
今回は、是非とも西郷屋さんのラーメンを食べたいという、あるお方とご一緒しての訪問でした。
3代目の御主人にR★Rで…と紹介しただけで、上位陣の名前がスラスラと出る辺りは流石ですね(笑)
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国道47号線新庄方面からお出での場合はコメリのある交差点から町内へ入ります。
大きな通りをまっすぐ300メートル程進むと右手に西郷屋さんはあります。
正面側には駐車場はありませんので写真の看板を参考にして最上駅を目指しましょう。
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最上駅の突当りを右折すると直ぐに商店街駐車場と西郷屋さんの駐車場があります。
車でお越しの際は裏口から入店するかっこうとなります。
店内までのアプローチが長いのですが、狸が出迎えてくれたり、製麺室を覗けたりと、なかなか楽しいです。
夏には庭園の池にカメも見ることもできますよ。
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裏の入り口です。狸の焼きものと、懐かしい井戸が見事ですね。この井戸はまた使えるのでしょうかね〜
写真右は製麺室です。毎日、三代目が打っているそうです。
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おなじみの店内です。
この度お聞きしましたが「一日一麺」の看板は三代目の手づくりなんだそうです。
そして、その上に停まっている小鳥の彫り物も三代目の作品らしいです。
こんなに器用だったとは知りませんでした(笑)
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さて、西郷屋「パート5」は、いろいろ迷いもあったのですが、
今日は天ぷらそばを頂いてみることにしました。
自分は元々、天ぷらそばが三大好物の一つなのですが、最近はラーメンしか食べていませんでした(笑)
西郷屋さんは元来、蕎麦屋さんですので、蕎麦も勿論美味しいです。
手打ではありませんが、勿論自家製麺です。
かなり以前に食べた記憶をたどって頂きました(笑)
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天ぷらそば600円。
西郷屋さんの天ぷらそばの特徴は天ぷらにあります。
以前に紹介した「天ぷら中華」にも多分同じ天ぷらが使われていると思いますが、ボリュームもあります。
お母さんが揚げる、かりっと揚がった桜エビの天ぷらはそのまま食べても良し、汁に溶かして食べても美味しいです。
自家製の蕎麦は、ザルでも温麺でもOKの万能タイプのようです。
食べた感じでは温麺の方が美味しく頂けるタイプなのかなと感じます。
適度なコシと喉越しがいいですね。
ネギは刻みネギではなくて鴨南蛮風に煮込んであります。
ネギの風味がまろやかに香りますが、薬味として刻みネギも欲しいところです。
海老天が食べたい人には物足りないかも知れませんが、かき揚げ派にはお勧めの天ぷらそばだと思いますよ。
自分は、食べ始めより、かき揚げが汁に溶け出した味が好きなんですよね〜
久々に美味しいかき揚げ天ぷらそば食べました。御馳走様でした。
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西郷屋の支那丼公開します |
三代目店主と先日飲んだ席で約束した例の品を頂きました。(ほんとに貰っていいの〜笑)
前回、「西郷屋その4」で紹介した、支那丼より更に古いどんぶりです。
電話番号で分かるように、デンワ番号が35とあります。局番もない時代の代物です。
多分この時代我々は生まれていないでしょう。
昭和8年創業の西郷屋さんの創業当時のどんぶりなのだと思います。
こんな貴重などんぶりを頂いて本当にありがとう!
普段はもったいなくてちょっと使えませんね、大事に飾っておきます(笑)
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この丼は、前回紹介した丼と大きさ的には変わらないと思います。
参考までに寸法を測ってみました。直径六寸三分、高さ二寸一分、深さ一寸七分と言った寸法でした。
店名が大きく書いてある事と、電話を「デンワ」とカタカナで書かれているところが、一層古さを感じさせますね。
まっ白な生地にに三色雷門が 鮮やかです。やはりこれぞラーメンどんぶりと思わせるデザインだと思いませんか?!
丼の底は二代目の丼にはあった双喜紋」がありません。
丼の裏側には、おなじみの大清乾隆年製とあります。そして一般的には雷門の底辺部分に耐酸と番号が記してあるのですが
この丼は「西山」とあります。
調べてみると「セイザン」と読むようです。有名な西山窯と関係ある丼だとしたら…
いったいこの支那丼は何処で製造された物なのでしょうかね〜興味ありますね。
何れにしても、ビンテージ支那丼大事にさせて頂きます。
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